奥多摩で紅葉納め


2001年 11月17日(土)

次はどこに走りに行こうかと、地図を見ながらあれこれ考えるのは、とても楽しい一時だ。 しかし、冬の足音が聞こえてくるこの季節になると、山間部では冬季閉鎖になってしまう道も多い。 具体的な閉鎖期間は様々だが、早い所では12月に入ると閉鎖されてしまうらしい。

個人的にも12月は何かとイベントが多いので、走りに行けるかは微妙。 ならばと、今年の心残りを一つでも解消しようと、大菩薩ラインと松姫峠に行ってきた。

09:40出発。 いつものルートで青梅に向かう。 途中でセルフに寄ろうとしたら、道路にまで車列が続く混雑ぶり。 みんな行楽に出掛けるのだろうか。 今日は混みそうだ。
 青梅市街を抜けて、R411で奥多摩に入っていく。 やはりクルマが多い。 おまけに紅葉を見ながら運転してるから、どうしたってペースが遅くなる。 中には徐行してるヤツまでいて、危険な事この上ない。 R411は片側1車線で路肩がなく、ブラインド・コーナーも多いので、追い抜きが困難なのだ。 紅葉を楽しみたい気持ちはわかるが、ちゃんと運転しておくれ。

奥多摩湖に到着。 トイレ休憩の為、第二駐車場へ入る。 駐車場はクルマとバイクで一杯だ。 雲の流れが速い。
 R411は塩山からの帰路に何度も通ったが、往路に使うのは初めてだ。 知ってる道でも逆方向から走ると、また違う表情を見せるので面白い。

奥多摩湖から丹波山村までは、なかなか見事な紅葉だった。 奥多摩は、柳沢峠の方から青梅まで、紅葉前線が降りてくるのに時間が掛かるので、そのぶん長い期間紅葉を楽しむことができる。

丹波山村を過ぎると、だんだんと葉の色が褪せていき、柳沢峠付近ではすっかり落葉してしまっていた。 もう2週間位早く来るのがベストだったかな。

柳沢峠ドライブインで休憩しようかと思ったが、クルマとバイクで一杯だったので素通りする。 富士山が見えたので、ちょっと下ったところで撮影。 デジカメだったので期待してなかったのだが、ちゃんと写っていた。

ちなみに柳沢峠から富士山は、こんな具合に見えるはず。 カシミール3Dで撮影。

大菩薩ラインへはここを左折する。 のっけから結構な勾配の坂道がある。

しばらく行くと現れるタイトターン。 登山客を乗せてきたのだろうか。 この手前で、観光バスが停まっていた。

所々で離合不可能な道幅となるが、想像してたより道幅は広く、対向車も少ない。

いましがた登ってきた道を見下ろす。 地形がはっきり見えて、カシミール3Dのシュミレーションを見ているみたいだ。

ロッヂ長兵衛に到着。 予期した通り、大勢の熟年ハイカーで賑わっていた。 駐車場に入りきれず、路駐してあるクルマも多い。
 既にお昼も廻っていたので、コンビニで買ってきたお弁当を食べる。 ロッジ付近は林に囲まれていてあまり見晴らしが良くないが、景色はすでに十分堪能しているので気にしない。

ここから大菩薩峠までは、登山道を歩いて登らねばならない。 時間も体力も無いので、仕方なく標識と記念撮影。

ロッヂを後にして、R20に向けて下っていく。 しばらく走るとダートが出現。 硬い土の上に玉砂利が乗っているので、ちょっと走りにくい。 久々なので少々ビビリつつも進んでいく。 幸い1kmもしないうちに再び舗装路になった。 部分的に深い轍や岩が露出していたが、セダンが通れる程度だしオンロードバイクでも大丈夫だろう。

ダム湖を横目に、よく整備されたワインデョングを走っていくと、今度は残雪が(!)。 ここまでにも路肩の枯れ草に白いものが見えたりして、雪が降ったんだなとは感じていたが、こんなに残っているとは。 幸いクルマが通る所は融けているが、朝方は凍結している可能性もある。 12月15日から閉鎖というのも頷ける。

下りは比較的走り易い道が続く。 一気に天目山温泉まで下ると、再び紅葉の輝きが増してきた。 冬から秋へと、季節が逆戻りしたかのようだ。

今週見た中では、ここが一番の見頃だったようだ。 奥多摩と違ってクルマも少なくて気に入った。

日川渓谷レジャーセンター。 温泉や釣堀などもあって、なかなか楽しそうだ。

R20との合流地点。 東京方面から来ると、笹子トンネルを抜けて最初の信号を右折する。

道の駅を左に見ながら、笹子トンネルへと突入していく。 時間があれば笹子峠旧道へ廻ってみたかったのだが、このところ欲張りすぎて失敗するパターンが多いので、今回は見送り。

出発時に給油できぬまま走ってきたので、そろそろリザーブに入りそう。 GSが営業してるか不安なので、R139に入る前に給油したかったのだが、逡巡しているうちにR139の入り口を過ぎてしまった。 幸いすぐにスタンドがあったので、給油して戻る。 埼玉に住んでると、他所で給油するととても高く感じる。

R139は最初のうちは国道然としたているのだが、だんだんと細くなってきて、しまいには農道と間違えそうな道になる。 この先の分岐も、右に行くR139の方が道幅が狭く、本当にこの道でいいのか不安になる。

この辺りが最も狭小な区間だろう。 まさに”軒先国道”である。 この先で県道50号線と合流する。

晩秋の陽は短い。 前回は松姫峠に辿り着く前に暗くなってしまい、ほとんど写真を撮ることができなかった。 今回はその雪辱(?)が目的なのだが、時刻は既に15:30を廻っており、ここから先は沈む太陽との競争だ。

右の道が旧国道で、ダム工事の為に上に登る道に付け替えられたようだ。 登った先にトンネルがある。

トンネルを抜けると、ダムの工事現場へ出る。 この辺りがちょうどダム湖の中心になるようだ。 ダムが完成すると、付近の林道などはダム湖に消えてしまうという。

小菅方面は右へ下り、ダンプは上の道を通って対岸へと向かう。

下った先にあるヘアピンカーブ。

突然整備された道が出てきたりして面食らう。

工事現場を過ぎると、R139は段々と高度を上げ始める。 いよいよ山岳セクションに突入だ。

山肌にへばりつくように続く道を走る。 峠まであと少し。

前回来た時は日没で真っ暗だったので、明るいうちに写真がとれて良かった。

夕日に照らされた山の頂が、オーストラリアで見たエアーズロックのようだ。

走りづめで体が冷え切ってしまったので、以前にあるHPで紹介されていて気になっていた「多摩源流 小菅の湯」に行ってみることにした。 駐車場の入り口で'94トランとすれ違ったのだが、知っている人だったかな?

入浴料金がちょっと高めで、終わる時間が早いのが難点だけど、泉質はとても良いと感じた。 早めに入って、のんびりすると良いかも。


雑事に追われて、こうして書いている今は12/30。 結局、この後はツーリングには行けず終いで年末を迎えることとなった。 思えば今年はよく走りに行ったものだと思う(自分的には)。 でも、まだまだ行きたいところは沢山あるし、来年は今年以上に走りに行けることを願っている。The End.