行きは良い良い、帰りはコワイ 霞ヶ浦


2001年 9月30日(日)

今年の夏は、自宅から南西方面(伊豆、山中湖など)によく走りに行った。 でも、東の方へ行ったのは、那須に行く途中に大洗に寄ったくらいなものだ。 午後から天気が崩れるのは知っていたが、行動範囲を広げる為にも霞ヶ浦まで行ってみることにした。

11:00と、ちょっと遅めの出発。 R16号のロッテリアで昼食。 ガスも入れて、11:40に川越I.C.から関越道に乗り、東京方面へ。 高速に乗るのは久しぶり。
 前週が連休だった為か、はたまた天気がイマイチのせいか交通量は少なく、渋滞は皆無。 それは外環から常磐道に入っても同様で、快調そのものだ。 でも、こんな時こそスピード取締りに気を付けねば。 白いGT-Rの覆面パトカーに捕まっているクルマもいたし。

守谷S.A.で休憩。 公園の鉄棒で、なぜか逆上がりに興ずるカップルを横目に、焼かまぼこを食す。 美味。

桜土浦I.C.で降りて、R354でバイパスじゃない方のR6へ。 目的地は霞ヶ浦総合公園。 その前に湖畔をバックに記念撮影。 ツーリングマップルによると、「ダートをつなぐと一周できる」らしい。

13:30到着。 バックにあるのは、総合公園のシンボルである風車塔。 と言っても本物の風車ではなくて、羽根は電気で廻っている。 中はポンプ室。

総合公園には、体育館や運動場などのスポーツ施設や国民宿舎と共に、水辺の植物を親しむ公園があって、家族連れやカップルなどが多数訪れていた。 春には花がたくさん咲くのだろうし、お弁当持って来たりすると楽しいだろうな。

我が物顔に水場へと行進するカモ(?)。 人に馴れてて、すぐ足元を通っていった。

とりあえず霞ヶ浦まで来たものの、これからどうしよう? このまま帰るのもなんだし、ということで鹿嶋まで海を見に行くことにした。
 時刻は14:30。 総合公園からR125で東南の方角へ進路を取る。

 道は空いてるし、信号も少ないのでペースは速いのだが、思ったより鹿嶋は遠い。 それもそのはず、総合公園から鹿嶋までは、50km近くもあったのだ。 R125からR51に入る。 右を流れるのは横利根川。

一時間掛かって鹿島神宮に到着。 時間が無かったので参拝はせず、参道で記念撮影。 また改めて来ます。

鹿嶋といえば、鹿島アントラーズ。 カシマ・スタジアムも、ワールドカップ開催に備えて、こんなに立派な施設になっていた。

 本当は海を見に来たはずだったのだが、R51を北上しつつ海岸に下りるポイントを探すが、細い道ばかりでなかなかない。 信号が少なくて流れが速いので、ボヤボヤしているうちにR354との分岐点(大洋村役場入口)まで来てしまった。 もう16:20を過ぎていたし、海を見るのは諦めて帰ることにした。

写真は北浦を渡る鹿行大橋。 名前とはうらはらに、橋の中央以外ではすれ違いは不可能。 入口のコンクリートブロックに付いた無数のキズが、事故の多さを物語っているようだ

 橋を渡ってからは、改良された広い道が続く。 霞ヶ浦大橋に入る手前、R355との交差点に差し掛かった時に考えた。 このまま橋を渡って土浦北I.C.から常磐道に乗れば、最も早いのは分かっていた。
 しかし、行きも帰りも同じ道というのも芸がないではないか。 行動範囲を広げるという主旨からしても、ここは下道で帰りたい。 ならばついでに”筑波越え”をしてやろうと考え、意気揚揚とR355を北上するのだった。

ところが、四箇村あたりからR355が渋滞し、県道7号線(石岡下館線)へ入れずR6に突き当たるまで行ってしまったので、大きくタイムロスしてしまった。 八八郷町に入った頃には、日はとっぷりと暮れてしまっていた。
 柿岡上宿で県道42号線(笠間つくば線)に入ったものの、須釜でミスコースして県道150号線(月岡真壁線)と138号線の分岐点まで行ってしまった。 今考えると、そのまま138号線を走って不動峠を越えていけば良かったのだが、その時は”筑波越え”しか頭になかったようだ。
 なんとか42号線に戻り、みかん畑の急坂を駆け上がって行くと、突然バリケードが! 改良工事で11月30まで通行止めらしい。 Oh, No!!

とりあえず、指示された迂回路へ向かう。 舗装はされているが、真っ暗だし地図に載ってない林道なので、ビビリながら走る。 無事に北側の道に出る。 ここから風返峠に上ることもできるが、既にその気は失せ今回はここで断念。 150号線で筑波山の北側をパスすべく、下っていった。 本当はこの道も二輪車通行止めらしいんだけど、緊急避難ということでご勘弁。

 150号線の湯袋峠は、地図で見るよりもっとくねくねしている。 道幅も狭いので、トラックとすれ違う時など気を使う。 小雨も降りだしてきて、路面のゼブラペイントと共に、弱った精神状態に追い討ちをかける。 標高低くても(250m)峠は峠、侮ってはイカンね。


以下は蛇足。

なんとか真壁町で、県道41号線(つくば益子線)との交差点に出る。 雨は着実に強くなってきており、バイクを停めて合羽とブーツカバーを装着。 地図を確認して走り出したものの、5kmほど行った所で合羽の袋を仕舞ってないような気がした。 振り返ると、リヤバッグの口も開いたままだ。 自分の馬鹿さ加減を呪いつつ引き返すと、袋は合羽を着込んだ場所に落ちていた。

疲労と地理不案内、そして夜の雨で、どうにも頭が働かなくなっていたようだ。 大回りになっても、なるべく単純なルートで帰ることにする。 R125に突き当たるまで、県道14号線(下館つくば線)を南下する。 R125を西進し、八千代町で県道137号→56号線(つくば古河線)へと入る。 R4の利根川橋を渡るつもりだったのだ。

ところが、ニツヤ坪でぶつかった新4号バイパスを、R4だと勘違いして左折してしまった。 信号が少なくてやけにペースが速いので、何かおかしいとは思ったのだが、ツーリングマップルでは有料になっている新利根川橋が3月から無料になっていたので確信が持てなかったのだ。

どちらにしても、このままR4を進んでいくと春日部まで行ってしまう。 埼玉県道3号線(大宮栗橋線)に乗りたくて、栗橋と書かれた道(県道268号線)に右折する。 そのままを進んでいくと、大きな道路にぶつかった。 これがR4で、さっき道はやはり新4号バイパスだったようだ。

ようやく埼玉に入った訳だ。 再び県道3号線をめざし、R4から幸手市街へと入る。 コンビニがあったが、びしょ濡れのまま入るのは気が引けて、軒先で地図の確認。 荒宿交差点を見つけて、県道152号線(加須幸手線)で県道3号線へ。

県道3号線は信号も多いが、何より知ってる道なので安心感がある。 上尾でR16に合流後、ひたすら自宅へと走ったのだった。


ツマラナイ帰りの道順をクドクドと書いたのは、自分自身の記録の為だ。 こうやって自分の迷った経路を再確認できるのも、GPSのデータがあるおかげ。 一度通った道は、不思議と覚えているものだが、それをデータと地図で裏付ければ記憶は知識へ変わる。

反省点の多いツーリングだったが、収穫もあった。 筑波周辺は二輪車通行禁止や時間制限の道が多いが、面白そうな道が多い。 筑波だけを目当てに来ても楽しめそうだ。 散々迷ったおかげで、地理関係も把握できたので、次に行くのが楽しみだ。The End.