寸又峡で紅葉見物(一日目)


2003年11月15日(土)

5月に同僚と三人でツーリングに行く約束をしていた。 しかし、トラミin関西の帰りに余計な駄賃を貰ってしまった為に、参加することができなかった。 そこで年内にもう一度ツーリングに行こうという話になった。 北の方はもう寒そうなので、自分にとって馴染みがある静岡県の寸又峡へ案内することにした。

ところがツーリングの前の週になって、M先輩のバイクが壊れて行けなくなってしまった。 なんだか三人揃ってのツーリングは呪われているようだ。 二人旅となる同僚Mにも何か起きなければ良いのだが... 

集合は朝08:00に中央道 談合坂S.A.。 朝起きれるか心配だったが、なんとか06:20には出発。 セルフで目一杯給油して圏央道に乗る。
 談合坂S.A.到着は07:35。 既に同僚Mは到着していた。 まずは腹ごしらえと、豚汁を食しつつ本日の予定を説明する。 Mのバイクは、今年の春に買ったばかりのCBR954RR(国内仕様)。 既に15,000km(!)を走ったという。 まだ一度もコケていないという車体はピカピカである。
 Mとのツーリングは、2000年夏の「西伊豆・箱根ツーリング」以来だから3年振りである。

08:25出発。 今回のツーリングは自分がルート設定をしたので、必然的に自分が先頭を走ることになる。 とりあえず時間の余裕はあるので、100km/h+αで巡航する。
 08:50 河口湖I.C.で降りる。 トラミでおなじみ、道の駅「なるさわ」を通り過ぎ、R139を西進する。

富岳風穴のあたりで雨が強くなってきたので、駐車場で合羽を着込む。 もともと予報は悪かったのだが、こんなに早く降ってくるとは。

 合羽を着た直後に一旦雨が止んだものの、朝霧高原の辺りでは結構な雨量だった。 こんなに降るとは思わなかったので、ブーツカバーは装着していなかった。 不覚。

合羽を着ていたので、しばらく写真は無し。 北山I.C.でR469に入る。 09:55 芝川町に入って県道75号線と交差する所で休憩。 雨はほとんど止んでいる。 山の向こうは富士川だ。 この先のワインディングは、短いながらも楽しめた。 雨が降ってなければ、桜峠で記念撮影でもしたかったのだが。
 峠を下って、JR見延線の稲子駅の辺りから、富士川に沿って県道190号線〜10号線と走る。 昼飯を由比で食べたかったので、県道76号線で海まで出ることにしたのだが、この道が非常に楽しかった。 適度な道幅とカーブで、交通量も少なかったので、後ろの954に煽られないよう飛ばして走った。 11:00 由比着。

由比は春先には何度も来たが、秋に来たのは初めてだ。 由比と言えば桜えびだが、桜えびは春と秋に猟期があるのだ。 橋の下にバイクを停めて、しばし散策。 由比に来たら必ず寄る、魚屋へ向かう。 おばちゃんは相変わらずマイペースで元気がいい。 おじさんは海豚をさばいていた。 お土産に、桜えびとシラスの冷凍と黒はんぺんを宅配で送ってもらった。

生シラスが入っているというので、100g買ってその場で食わせてもらった。 この店に初めて来たときも、太刀魚があまりにきれいだったので、刺身を食わせてもらったのだった。

魚屋がある通りは旧東海道らしく、由比本陣が残っている。 今は東海道広重美術館となっている。

由比桜えび館へ行って、昼食をとる。 自分はかき揚げおろしそば、Mはかき揚げ丼をオーダー。 そばも美味しかったが、丼の方が美味しそうに見えた。

12:30 由比を出発。 R1で静岡市に入る。 千代田上土I.C.で静清バイパスを降りて、県道74号線へ。 Mの954の航続距離が約250kmということなので、スタンドを見つけて入る。
 しばらく前から、トランにハイオクを入れるようにしている。 ガソリンについては色々な意見があるが、添加剤を混ぜるよりは安上がりかなと。 954はハイオク指定らしい。

県道27号線に入り、安部川に沿って北上する。 クルマの流れは速く、快適なクルージング。
 玉機橋を渡り、県道189号線へ。 この先は山岳路だが、幸い通行止めなどの標識は出ていない。

13:51 権現滝に到着。 この道を通るときには、必ず休憩するポイントだ。

濡れた落ち葉が路面に積もっているので少し気を使ったが、結構速いペースで 14:07 富士見峠到着。 ここはいつも霧の中なのだが、本当に富士山が見えるのだろうか? 後ろの塔には「秘境南アルプス表玄関口」と書いてある。

何件かの土産物屋がテントを張っていた。 売っているのは、しいたけやなめこなどのきのこ類。 漬物など。 鹿革や鹿の角も売っていた。 鹿革は水をはじくので、尻当てにいいらしい。 バイクのシートに敷こうかしらん。
 14:27 出発。 ここから井川ダムへはずっと下り坂だ。 走り始めて1.7kmほど行った地点で、後ろからあまり聞きたくない音が聞こえた。 慌てて戻ってみると、954がガードレール下にもぐり込んでいて、同僚Mが右足を引き摺りながら歩いていた。
 Mと一緒にバイクを引っ張り出して起こす。 ガソリンはほとんど漏れていない。 カウルの損傷は激しいが、ヘッドライトは無事だし、エンジンも掛かる。 Mは膝を打ったようで、特に右膝の皿のあたりの感覚がないという。 由比の魚屋で黒はんぺんを買った時、おばちゃんが氷袋を入れてくれていたのだが、動転していたので忘れていた。
 Mの気が落ち着くのを待って、井川の集落で薬局を探すことに。

薬局はすぐに見つかった。 出てきたおばあちゃんは要領を得ない感じではあったが、なんとか応急処置用の医薬品を確保することができた。
 井川から接阻峡までの区間は、細く曲がりくねった道で、ガードレールが途切れている所もある。 フロントサスがリジット状態の954には辛い道だ。 自分が先頭だとペースが速すぎるかもしれないので、Mに先行させる。
 予定では16時前に寸又峡へ着いているハズだったのだが、寸又峡へ向かう県道77号線に合流したのは16:20だった。 しばらく進んだところで、交互通行の為10分近く待たされる。 紅葉シーズンは観光客が多いので、交通規制が行われているらしい。
 結局、宿に着いたのは16:50だった。

チェックインして部屋に入ってから、Mは車両保険に入っていたことに気が付いた。 前のバイクが盗難に遭っていたから入っていたのか? 早速電話していた。 良かったねぇ。 事故直後の写真を撮っておけばよかったかな。 撮ろうかと思ったけど、Mの心情を考えると撮る気になれなかったのだった。
 食事の前に風呂へ入る。 寸又峡温泉はぬるっとしたお湯が特徴。 疲れた体に心地よい。 低価格(\8k)だったので、料理が寂しいかと心配したのだが、品数も豊富でどれも美味しかった。 鹿刺しはサービスだったが、クセがなくて馬肉よりも食べやすいかも。 鍋は猪鍋だった。 んー、ビールが美味いね。
 部屋に帰ってからも、井川で調達したつまみを肴に酒(Mが持参したマッカラン)を飲んだ。 でも二人とも疲れていたので、21時過ぎには床についた。