2001年 5月19日(土)
3月末に行こうとしたら、通行止めで断念した三国峠越えを、ようやく果たすことができた。 ダートを走るのはこれが初めてで少し緊張した。

所々工事中の狭い道を、ダンプとすれ違ったりしながら行くと、急に整備された道になる。 道の真中に生えている大きな木があった。

落石よけを抜けた先に、釣り場があった。 駐車場にあった案内板の前にて。

50代のご婦人が二人、観光に来ていた。 釣り場の駐車場に車を置いてきたのだろう。 この先は、切通になっておりバス一台がギリギリ通れる程度の幅しかない。 実際、この先にある「彩の国ふれあいの森」という施設まで、バスが通っているようである(急に目の前に現れてビックリした)。 切通の向こうは再び2車線の道路になっており、立派なトンネルもあった。

「ふれあいの森」で停まろうかとも思ったが、時間もないので先を急ぐ。 しかし「ふれあいの森」から三国峠までの17.1kmはダートである。 轍は深くないし、ガレてる訳でもないが、緊張でスピードは20km/h程度しか出せない。 当然、250ccのオフ車にビュンビュン抜かれてしまった。 写真のポイントで、反対側から走ってきたBMWのGS軍団(10台位)とすれ違う。 同じ大排気量オフ車でも、さっきの250と同じ位のスピードで走り去っていった。 腕の違いは当然だが、車体の身のこなしもトランとは違うように感じた。

ダート区間のおよそ中間点(標識に中津川8キロ、三国峠10キロとある)で。 ちょうど沢に降りられるようになっていたので、休憩する。

川の水で顔を洗う。 キモチいいー! 全身の細胞に生命力が行き渡るような快感。 とっても単純だけど、お金じゃ買えない時間だ。
リフレッシュして先を急ぐ。 やがて林道は渓流を離れて山肌にへばり付くようにして高度を上げていく。 途中で写真のような切通に何度も遭遇する。 たまに対向車(バイクだけでなく車も)が来るので油断はできない。 路面の不整も増し、スタンディングを多用しないと胃下垂になってしまいそう。

三国峠の看板と記念撮影。 峠の埼玉県側にある。 曇りがちとはいえ気温15度。 狭山が30度近かったのが嘘のよう。 山に行くときは、きちんとした装備でいきましょう。

峠の頂上部。 右側にトイレあり。

埼玉県側の景色。 広葉樹が多い。

長野県側は松などの針葉樹が主なので、山肌の表情が違う。

長野県側は狭いながらも、ちゃんと舗装されている。 木々はまだ芽吹いたばかりという感じ。 平地より1月半は遅れてる。 山桜が咲き始めていた。

白樺林でエンジンを止めると、静寂に包まれた。 しばらく呆けるように立っていたが、急に寂しくなって街へと駆け下りていった。
この後、大弛峠経由で塩山に行く予定だったが、ダートには既に食傷していたので、真っ直ぐ野辺山へと向かうことにする。 しかし八ヶ岳は雲にお隠れだし、雨は降ってくるわで大失敗。 一度は行きたいと思っていた鉄道最高地点の標識も、雨に気を取られて辿り着けずじまいだった。

韮崎まで出て中央に乗ろうかと思ったが、所持金が心許無いので、下道で塩山まで行くことに。 結局、大菩薩ラインに入ったのは18:30を回っていた。
さすがに二度目ともなると、暗闇の中の走行とはいえ余裕がある。 柳沢峠でトイレ休憩した以外はノンストップでぶっとばし、PM21:00に帰宅した。![]()