新春 雪中バーベキュー


2003年 1月 5日(日)

新年早々、友人Hが泊まりに来た。 房総方面で野宿をするつもりが、風速10mを超える強風で断念して我が家に寄宿することになったのだった。

翌日、Hが食材が残っているのでバーベキューをしたいという。 近場でとなると、秩父辺りだろうか。 3日に降った雪がまだ残っていそうだったが、とりあえず行ってみることにした。

何度か街乗りはしたものの、ツーリング(?)に行くのは今年初めてだ。 今年も無事故・無検挙でいきたいものである。

日高に越してきてからは、秩父へ向かうのがラクになった。 日高陸橋から県道15号線でR299へ入る。

VT250Zで追走する友人H。 年末に前後タイヤとオイル交換を実施して、絶好調だそうである。

前方の山々は雪に覆われている。 R299は交通量が多いので、大部分の路面は乾いていた。
 しかし、山陰になる部分では残雪が多く、慎重に轍をトレースする必要がある。 果たしてどこまで行けるのだろうか。

途中のam/pmで追加の食料を確保しつつ、正丸トンネル入り口に到着。 出来ればここから旧道を登って行きたいところだが...

歩いて偵察に行ってみる。 登り口からしばらくは人家もあるので除雪されていたが、所々にはブラックバーンがあった。 道幅が狭く急坂なので、雪が無くてもUターンするのは一苦労だ。
 トライするにはリスクが大きいと判断し、トンネルを抜けて名栗方面に行ってみることにした。

トンネル出口の交差点を左折し、名栗へと向かう。 最初は除雪された路面だったが、しばらく行くと轍以外はシャーベット状の雪になってきた。
 写真を撮る余裕も無く、轍をトレースすることに集中して走っていたのだが、気が付くと後ろを走っているハズのHの姿がない。 バイクを止めてしばらく待ったのだが、来る気配がない。
 心配になって数百m引き返すと、ゆっくりと走ってくるVTの姿が。 H曰く、「ガスがリザーブになった」らしい。 無事で良かった。

名栗方面も、先へ行けば行くほど路面状況が悪化していたので、引き返して秩父方面へ下ってみることにした。
 しかし路面状況は芳しくない。 どうしてもペースが遅くなるので後続のクルマに煽られる始末。 市街地へ降りたとしても、バーベキューが出来る場所を探すのが難しくなるので、途中で見かけた「横瀬町農村公園」の看板を頼りに山道を上る。

「農村公園」までの道は、きれいに除雪してあったのだが、公園へ降りる道は雪に埋もれていた。 徒歩で降りるのも大変そうだが、今から別の場所を探す気力もない。 駐車場風の空き地に雪が無い場所があったので、ここでバーベキューをやることにした。

バーベキューの準備をするH。 炭の組み方も手馴れたものだ。

H持参の冷凍焼き鳥とねぎ、しいたけ、ソーセージ、あたりめなどを焼いて食べる。 気温が低いせいか、火力が上がるまで時間が掛かる。 飲み終わったウーロン茶の缶で、お湯を沸かしてカップ豚汁を食べた。

こんなに雪が残っているのに、山歩きをする人は結構いるらしく、何組も山道を下ってくる。 雪の中でバーベキューをしている姿は、さぞかし怪しく見えただろう。

食料も食べつくしたので帰る準備をしていると、車が続々と入ってきて、あっという間に囲まれてしまった。 地元のおじさん達だったのだが、連れ立って農村公園に下りていった。

冬の陽は短い。 まだ15時前だが日が傾くと、とたんに寒さが増す。

帰りも元来た道を慎重に運転して帰る。 Hはそのまま都内の自宅へ帰っていった。 この後、4月からHはチェコへ駐在となってしまったので、しばらく一緒に走るのはお預けとなってしまった。

正直言って、12月〜2月まではあまりバイクに乗る気がしない。 残雪があるなら尚更だ。 今回は近場だったこともあり、あえてやってみたのだが、面白かった。 春が来るのが待ち遠しい。The End