茨城のFaceに発注(ハブとタイヤは持ち込み)。
別に21inchホイールに不満があった訳ではない。 確かにオンロードのグリップ感では心許ない面もある(オフ車はこんなものだが)。 キャンプツーリングに行くようになって、「フロントタイヤがよく減るなー」と思うようにもなった。 だが、T66はブレーキ減りが激しいことで有名で、空気圧をこまめにチェックしておけばそれほど問題はない。
じゃあ、なんでこんなことをやろうと思ったのかというと、単にExcelリムを装着する口実が欲しかっただけだったりする。
茨城のFaceに発注(ハブとタイヤは持ち込み)。
別に21inchホイールに不満があった訳ではない。 確かにオンロードのグリップ感では心許ない面もある(オフ車はこんなものだが)。 キャンプツーリングに行くようになって、「フロントタイヤがよく減るなー」と思うようにもなった。 だが、T66はブレーキ減りが激しいことで有名で、空気圧をこまめにチェックしておけばそれほど問題はない。
じゃあ、なんでこんなことをやろうと思ったのかというと、単にExcelリムを装着する口実が欲しかっただけだったりする。

現在400VNは通勤の足として利用しているので、ホイール組み換えの間乗れなくなるのはツライ。 いざという時に(どんな時だ?)21inchに戻せるように、新しくホイールを組むことにする。 ハブ廻りで用意した部品は以下の通り。
| 部品番号 | 部品名称 | 個数 |
|---|---|---|
| 44601-MM9-000 | フロントホイールハブ | 1 |
| 44610-MM9-010 | フロントホイールハブカバー | 1 |
| 44311-MG3-000 | フロントホイールカラー | 1 |
| 44620-MG3-000 | フロントホイールディスタンスカラー | 1 |
| 96150-62020-10 | ラジアルボールベアリング 6202UU | 2 |
| 44680-MA0-000 | ギヤーボックスリテーナー | 1 |
| 90755-229-003 | オイルシール 21X37X7 (アライ) | 1 |
| 91258-410-013 | ダストシール 40X50X5 (アライ) | 1 |
| 90204-MM9-000 | オーバルスクリュー 4X10 | 3 |
これらの部品は、ベアリング等を圧入した後、リム組みをお願いするFaceに発送した。
リムはRKエキセルのEXCELリム 19×MT2.50(36穴)。 ブラックアルマイト仕上げでお願いした。 リヤホイールはゴールドなので色が違ってしまうが、いずれリヤホイールもEXCELリムで製作する予定。

新しいホイールの完成を待っている間に、オークションにて中古の19inchホイールを入手した。 名目上は「タイヤ」として出品されていたのだが、用があるのはリムだけだ。 届いたホイールを調べると、タイヤはIRCのVE-33、リムは高砂(RK)19×2.15、ハブにはカワサキとあった。 でもなんでリヤ用のVE-33をフロントに履いてるんだ?

まずはタイヤを外さなければならないのだが、これが一苦労。 実はタイヤ交換はおろか、パンク修理も自分でしたことがなかった。
まずバルブの虫を外して、チューブの空気を抜く。 完全に空気を抜くには虫を外した方がよい。 次に問題のビード落とし。 ホイールを地面に置き、タイヤを上からガンガン踏みつける。 固着してたりすると、なかなか外れない。 ゴツい外見の割に柔らかいブロックタイヤでも、とても苦労した。 硬いと言われるSIRACだったら、旅先のパンク修理は自信なし。
ビードが落ちたら、タイヤレバーでビードを引っ掛けて外す。 レバーを入れる(円周上で)反対側のビードが、ちゃんと落ちるように踏みながらの作業。 結局、タイヤを完全に外すまで一時間も掛かってしまった。 雨の林道なんかで、こんな作業するのヤダなぁ。
再利用する予定はなかったタイヤだが、思ったより状態は悪くないので、一応取っておくことにした。 チューブとリムバンドは新品にするつもり。

スポークとニップルが固着しているので、スポークはジスク・グラインダー(サンダー)で切断してしまう。 作業時間はわずか5分。 対角のスポークを一本ずつ切っていかないと、リムが歪む原因になることも。
このリムはいずれ使うかもしれないので、保管しておくことにする。

ライコ埼玉店の夏のセールで発注していたタイヤを引き取ってきた。 ミシュランのANAKEE、100/90-19である。 パターンはT66に近いものがあるが、ショルダーに行くに従ってミゾ幅が広くなっているのが特徴的。 シリカ配合で耐摩耗性が向上しているらしいので期待大。 チューブとリムバンドも忘れずに購入。

ホイールを発注していたFace(茨城県岩井市鵠戸96-1 TEL/FAX:0297-36-1363)から、完成したとの連絡があったので、取りに行ってきた。 R354沿いにあるのだが、最初は見つけられずに店の前を通り過ぎてしまった。 隣の風見輪業を目印に行くとよい。

店内には、リム組みの順番を待つリムがいっぱい。 店主の鈴木さんはとても気さくな方で、タイヤの組み込みが終わった後、しばらくお話させていただいた。
最近のスーパーモタードやダートトラックの盛況で、リム組みの注文は増えているそうだ。 スポークのみの注文もあるそうだが、元々リム組みが好きでやっているのと、自分のペースで仕事をしたい(鈴木さん一人でやっている)ので、あまりスポークの注文が増えると、リム組みの時間がなくなって困るそうだ。
直接の注文以外にも、ラ○コやラ○ロ、ナ○プスなどからも、リム組みの発注がくるそうだ。 当然、余計な中間マージンがないので、直接注文した方が安くて早い。 リム組みの費用については直接問い合わせてほしいが、スポーク製作とリム組みで\19k程度。
週末は、もてぎや筑波サーキットでのレースにサポートとして出かけているので、不在なことが多いそうだ。 (月曜日は定休日なので)火曜日から金曜日の午後であれば、店に居ることが多いので連絡もつきやすい。

ホイールはこんな感じでバイクに積んで帰ってきた。 太いゴムバンドで固定してあるので、落下する心配はない。

T66の段付き磨耗。 SIRACは鋸歯状に削れていたが、T66はブロックの後側がえぐられたように凹んでいる。

遠近差があるので比較になってないが、大きさの違いはこんな感じ。

前から見ると、やはり10mmの差は大きく感じる。 トレッドパターンが逆なのに注目。 以前にたかぴさんが「T66のパターンはブレーキ時に排水性が悪いのでは?」と言ってたけど、ANAKEEの場合はそういう心配はなさそう。

夕方涼しくなってから作業開始。 トップケースの上にブロックを載せて錘にして、フロントタイヤを外す。

19inchホイールを取り付けてみたが、回転させてもすぐ止まる。 よく見ると、タイヤの左側がフェンダーブレーズと接触している。 右側は10mmくらいスキマがあるので、5mm程度センターがずれているようだ。 これはいずれ増し締めも兼ねて、調整してもらいに行く予定。 とりあえず、ブレーズを外して対処。

完成状態。 足元が引き締まって見える。

タイヤ外径が32mm程度小さくなるので、フォークの突き出しを16mm出したのと同じような状態になった。 やはりフェンダーとのクリアランスが大きくなって、ちょっと浮いて見える。
空気圧は2.0kg/平方cmに設定した。
翌朝タイヤの皮むきを兼ねて、R299で正丸トンネルを抜け、名栗村経由で50kmほど走ってきた。
まずキャスター角が立ったことと前輪のジャイロ効果が減ったことによる、直進安定性への影響は全く問題ない。 むしろ今までは”立ち”が強かった為、リーンのきっかけでハンドルをこじっていたのだと、改めて気付かされた。
旋回力が強く感じるのはANAKEEが新品タイヤである部分が大きい(T66も最初はそうだった)。 内側に切れ込むような挙動は皆無ではないが、リヤタイヤを意識してフロントはセルフステアに任せておけば、自然と曲がってくれる。 だが、フロントの荷重が抜け気味の状態で、ハンドルをこじってしまうと、フロントが煽られたような感じになる。
タイヤの皮むきが目的だったので、ハードブレーキングはさせていないが、ブレーキが良く効くようになった気がする。 タイヤ径とローター径の比率からすれば、ローター径を大きくしたのと同じだから当然か。 ブレーキ時の安心感は、21inchとは全くの別次元。 荒れた路面でもタイヤが振動を吸収してくれるので、跳ねずに制動力を発揮してくれるのも心強い。
タイヤ小径化によるスピードメーターの誤差だが、GPSの表示が63km/hの時にメーターは70km/hをさしていた。 誤差は11%ということになる。 タイヤの外径の差は5%程度なので、ちょっと誤差が大きい。 これについては、高速道路などでもう少し調べてみたい。
やはり21inchと19inchとでは、フィーリングが異なる部分が多い。 ただ、舗装路のポテンシャルでは21inchを超えると感じた。 トランのキャラクターから言っても、次期モデルチェンジではぜひ19inchフロントホイールで開発してもらいたい。