GT商会にて購入(通販)。
RRブレーキのパッドがそろそろ限界だ。 交換したいのだが、ローターの表面にスジ状の傷が多くなっており、どうせならとローターも交換することにした。
BRAKINGのブレーキローターといえばWAVE。 最近はスーパーモタードなどのカスタムでもよく使われている。 適用車種も非常に多く、トランのRRローターもラインナップされている。
たまたまググってたら、GT商会の通販ページを見つけたので発注(8/6)。 ところがメーカー(デイトナ?)欠品中で、お届けは8月下旬になるとのこと。 面倒なのでそのまま取り寄せをお願いした。 実際には予定より早く、8/13には到着した。
実は今回は、400VNのRRブレーキ用ではなく、フォルツァ250のFRブレーキ用(商品コード:90-248711、デイトナ型番:44885)として発注していた(同じHO05RIDなのに少し安かった)。 BRAKING社の適用リストを見ても、HO05RIDにはトラン以外にフォルツァやフォーサイト、シルバーウイング(RR用)が載っている。
だが発注後しばらくして、GT商会のフォルツァ用パーツのページから、BRAKINGのローターが消えた。 そして、別のBRAKINGローターのページを見ると、型番が違っていた。
- 600V用 商品コード:90-714165、デイトナ型番:46912(HO05RID)
- フォルツァ用 商品コード:90-714163、デイトナ型番:46910(HO50FID)
どういうことだ?と調べてみたら、デイトナのラブレター9月号に「フォルツァ/フォーサイト用が新形状・新型番で登場」と出ていた。 もともとHO05RIDは型番からもわかるようにRRブレーキ用なのだが、フォルツァ/フォーサイトではFRブレーキに使われていた。 新しい型番(HO50FID)ではFRブレーキ用となっているので、使い方に合わせて変更が加えられた可能性が高い。
では今回発注した分はどちらの型番になるのか、GT商会にメールで質問したところ、「HO05RIDになります」ということだった。 ちなみに、HO05RIDとHO50FIDの差異については、「 ローターの厚みが違い、価格も若干上がります」とのことだった。 自分としてはHO05RIDのつもりで発注したので結果オーライだったが、ちょっと慌てさせられた一件だった。
ウェーブ・ローターといっても、色々な形状があるようだが、HO05RIDはそんなに奇抜な形状ではない。 板厚は4mm。 ”MIN 3.5mm”と刻印されている。 ということは0.5mm減ったら交換?
付属のステッカーのロゴが変わっている。
パッドは前回と同じくRKエキセルのRK-805 UA7にするつもりで、ドライバースタンド入間店へ買いに行ったのだが、デイトナの赤パッドとベスラしか売っていなかった。 仕方なく(?)ベスラのシンタード・メタルVD-147JLを購入。 ローターへの攻撃性が少なくて良く効き、コントロール性も高いと、売り文句通りならパーフェクトなパッドなのだが。
交換前。 純正ローターの板厚は5mm。 ”MIN TH 5mm”と刻印されている。 削れた部分の板厚は4.3mmだった。
純正とWAVEローターを重ねてみた。 ドーナツ状の純正と比べて、ずいぶんと肉抜きされているのがわかる。 重量は純正の1,150gに対し、WAVEは600gだった。 厚さが1mm薄いというのもあるが、純正が削れて軽くなっていることを考えると、WAVEローターの重量は半分以下といえるだろう。
ホイールに組み付けた状態。 ハブが丸見えだ。 取り付けボルトは、ロックタイト(緩み止め)を使って再利用したが、純正のボルトは緩み止め材が塗布されているので、できれば新しいボルトを用意した方がよい。
交換完了。 ローター表面は、ブレーキクリーナーで脱脂した。 見た目の違和感はそれほどでもない? パッドも面取りしてから装着してある。
ローター交換の、ブレーキフィーリングに与える影響は、正直言ってよく分からない。 だがローターの軽量化によって、路面の段差を通過する際に、以前ならリヤタイヤが「ダダン!」と路面を叩くのを感じていたのだが、あまり気にならなくなった。 RRブレーキピストンの交換で60g軽くできた(笑)訳だが、今回は600gの軽量化である。 ばね下重量の600gはかなり大きい数字だ。 多分に心理的な影響も大きいが、少なくとも精神衛生上の効果はあったことになる。
パッドの方は、ローターに比べるとグッと分かりやすい。 感触はやはり”焼結合金”の硬さを伝えてくる。 高速からのブレーキングでは強い制動力を感じるが、掛け初めで思ったより効かない。 速度(というより温度?)依存性が高いのかもしれない。
自分はコーナー入り口へリヤブレーキを引き摺り気味で入ることが多い。 よって、リニアな制動力を発揮してくれるパッドが望ましい。 このパッドだと、掛け初めにあまり効かないので、ちょっと踏み増すと「ぎゅ〜うっ!」と制動力が増してきて、思ったより速度が落ちて失速しそうになる。 同じベスラのパッドを使った人の話では、パッドの面取りしたら余計な食い付きがなくなったそうなので、もしかしたらエッジが多いウェーブローターとの相性なのかもしれない。
ちょっと好みと違ったので否定的な評価となったが、FRブレーキ用としてなら理想的な特性かもしれない。 絶対制動力が高いわりに、掛け初めがソフトなので握りゴケしにくいし。 足と違って手なら微妙な操作が出来るので、効きすぎるということもないだろう。
3, OCT, '04追記
交換後、一年で一万キロ以上走ったが、早くも0.3mm近く減っている。 面積が少ない分、ローターが削れ易いのかもしれない。 自分のように、RRブレーキを多用する方は、WAVEローターは向かないかもしれない。 ということで、星の数を1つ減らして3つにします。
でもばね下重量の軽減効果は代え難いので、自分は今後もWAVEローターを使うつもり。 次はデイトナ型番:46912を買ってみよう。