ホンダ狭山サービスセンターにて購入。
フロントホイールの19inch化で、スピードメーターの誤差が大きくなった。 実速度より高く表示されるので、スピード違反で捕まる可能性は低くなるが(笑)、走行距離と実距離に開きが出るので困る。
メーターケーブルの回転数と針の動きは、同一メーカーであれば機種が違っても同じと考えるのが妥当だろう。 では機種によるタイヤの外径の違いはどこで吸収しているかというと、フロントハブからメーターケーブルに回転を伝えるメーターギヤボックスのギヤ比である。
つまり誤差を修正するには、新しいタイヤの外径に近い車種を探し出して、そのメーターギヤボックスに交換すればいい。 ・・・ハズ。
最初は「スティードが19inchだから、それ買って付ければいいや」と簡単に思っていた。 だが、サービスセンターでパーツリストを見てみると、ギヤボックスが400VNとは反対の左側にある。 ギヤボックスの形状もちょっと違う。 そこでスティードは諦めて、他の車種のパーツリストを見たのだが、どうやらホンダのオンロード車は左側、オフロード車は右側に決まっているようだ。
オフロード車のフロントホイールは、大抵21inchだ。 CR85R2は19inchだが、競技専用車なのでスピードメーター自体無い。 どうしたものかと思案中、ふと頭に浮かんだのがFTRである。 ダートトラッカーならフロント19inchに違いない。 パーツリストを調べてみると、昔のFTR250は19inch(100/90-19)だが、現行のFTR(223)は18inch(120/90-18)だった。 ちなみにFTR(223)はダンロップK180を履いているのだが、K180の前輪用には18inchは無い。 どうやら前後とも後輪用を履いているようだ。
K180(120/90-18)の外径は、669mmである。 ミシュランANAKEEの100/90-19は外径663mmだから、かなり近い。 メーターギヤボックスが接するオイルシールも400VNと同じだし、ベアリング内径も同じ15mmだ。 会社の駐輪場にFTR(223)が置いてあったので観察したのだが、形やフォークとの廻り止めも400VNと同じに見える。 なんとかなるだろうと、発注することにした。
良くみると、ギヤのリテーナーとかみ合う部分の形状が違う。 ギヤ自体も金属で出来ているようだ。 幸い、リテーナーの爪の幅が、ギヤの切り欠きとピッタリだったので、装着に問題はない。
作業終了後、涼しくなるのを待って確認走行に出かけた。 走り始めるとスピードメーターの針は、当然のようにスルスルと上っていく。 とりあえず、とんでもない値を指すことはないようで、一安心。
上空が開けていて直線が続く道で、GPSの速度データとの比較を行った。 ホイールを換えた直後のテスト走行では、メーター読み70km/hでGPSでの表示が63km/hだった。 今回も同じく70km/hで走行してみた。 結果は67km/hだった。 メーターは実速度より若干高い速度を表示するので、タイヤ小径化の影響はほぼ補正できたといえるだろう。