ハンドルバー交換


ZETA
ミニモトSXハンドルバー ZE13-1651
UX1 クランプキット ZE35-3100

WEBIKEにて購入(通販)。

ミラーの交換で、多少はすり抜けがしやすくなったものの、やはりハンドルバーの幅を狭めないことには根本的な解決とはならない。

とはいえ、ハンドルバーの交換は難しい。 乗車姿勢に大きく影響するし、体格的にも好みの上でも個人差が大きいので、人が良いという製品が自分にも合うかどうかはわからない。 店頭では単体で展示されているので、現状に対してどう変化するかのイメージがつかみにくい。 試着する訳にもいかないし...

そこでカタログに載っている寸法表を見比べるのだが、そもそも純正のハンドルバーの寸法を把握していないから、比較のしようがない。

現在装着しているAFAMのTRH115を購入した時も、半分賭けのようなものだった。 それでもTRH115がAfricaTwin(650)向けに販売されていたので、それほど大きく外すことはないと思っていた。 実際に、高さも引きも市販のバーの中では純正に近く、ハンドルロックさせた状態でもナックルガードがスクリーンに接触したりはしない。

ハンドルバーの幅を狭くしたいと考えた理由はもう一つある。 FRホイールを19インチへ小径化したことで、前輪のジャイロ効果が減り、ハンドルの操作に必要な力も減った。 ならば800mmものハンドルバーの幅は必要ない。 空力的にも前面投影積は小さい方がいい。

ではどのメーカーのどのハンドルバーを選ぶのか?

今回はいわゆるファットバーの中から選んでみたいと思う。 クランプ部の直径が28.6mmあるバーで、ハンドルブレースがなくなるので、見た目にもスッキリする。 ただ、そうすると現在使用しているHARDYのスタビライザが使用できなくなる。

これについては、ZETAのUX1クランプキットを使用することで解決する。 かさ上げ効果も16mmあるので、TRH115より高さが足りなくても、ある程度補うことができる。

それでは各社のハンドルバーの寸法を、TRH115と比較しながらみていこう。

まずはZETAから。 ZETAは他のメーカーと寸法表示の基準が違っている。 グリップ部が水平になった状態で高さと引きを表しているのだ。 つまり、幅が変わっても高さは変化しないことになる。 高さ寸法の括弧内の数字は、ゲタの高さ(16mm)を加えた寸法を示す。

メーカー AFAM ZETA
型式 TRH115 MINI-Medium-Back MINI-High-Center
全幅 800mm 740mm 740mm
高さ 71mm 59(75)mm 74(90)mm
引き 132mm 100mm 85mm

一般的なハンドルバーの寸法表示で比較すると、以下のようになる。 この場合、幅が変われば高さや引きにも影響がある。

メーカー AFAM PRO TAPER
型式 TRH115 KX-High MINI-High
全幅 800mm 813mm 787mm
高さ 107mm 108mm 95mm
引き 104mm 78mm 62mm

メーカー AFAM TAG Renthal
型式 TRH115 MINI-High ファットバーMINI
全幅 800mm 732mm 740mm
高さ 107mm 115mm 118mm
引き 104mm 68mm 42mm

かなり迷ったのであるが、最終的にはZETAのMINI-Medium-Backを選択した。 高さではTAGやRenthalも良かったのだが、引きが少ないのでナックルガードがスクリーンと干渉しそうに思えたので。

ハンドルバーを交換するついでに、グリップやスロットル、ナックルガードなどの純正部品も交換する。

部品番号 部品名称 個数
35020-MAY-000 ウィンカースイッチセット 1
35130-MM9-720 スタータキルスイッチASSY 1
53140-MK5-010 スロットルグリップAssy. 1
53166-MK5-010 L.ハンドルグリップ 1
53177-MK5-000 ハンドルレバーカバーL 1
53180-MN9-000ZB Rナックルガード 1
53185-MN9-000ZB Lナックルガード 1

ついでに、ステップのゴムも交換する。 前回交換したのが2002年だから、まだ3年経っていないのだが、距離的には3万キロ以上走っている。

既存のハンドルバーを撤去して、まずは仮付け。 問題なし。

ハンドルバーをセットして、クランプしてみる。  バーに描かれた目盛りと、クランパーの内側の突起で、バーの角度調整をする。

雨が降ってくるわ暗くなるわで大変だったので、作業中の写真はなし。 これが完成状態。

幅が狭くなって、レバーなどを取り付けるスペースもギリギリ。

ウインカースイッチは、時間がなくて新品は取り付けられず。 eTrexの取り付けアダプターも斜めになってしまった。

ハンドルロック状態では、ウインカースイッチとタンクのクリアランスは、僅かに1mm。

右側は、ナックルガードがスクリーンに軽く触れてしまっている。 キチンとハンドルロックできるから良しとしよう。

取り外したAFAMのバー。 ゴールドアルマイトが剥げてしまっている。

左側を揃えて、新旧のバーの長さを比較すると、これだけ違う。 実際には左右振り分けなので、片側3cmくらい狭くなった。 すり抜けのことを考えるともう少し狭くしたいが、これ以下だとロードバイク用になってしまい、タンクやカウルと干渉が心配になる。

交換して次の日は、「SGTyamaさん TBI壮行オフ会」だったので、100kmくらい走った。 ハンドルの高さが若干上がり、引きが強くなった感じで、ポジションとしては以前より自然な感じになった。 長距離での肩こり防止になるかもしれない。 操舵力の違いは、少なくとも舗装路では気にならなかった。

不必要に広いハンドルバーは、ハンドルをこじったりするクセがついたりして、あまり良いことはない。 舗装路主体の乗り方なら、ミニモト用の少し狭いバーに交換した方がいいような気がする。

星:★★★★★
コメント:交換して良かった