WEBIKEにて購入(通販)。
ミラーの交換で、多少はすり抜けがしやすくなったものの、やはりハンドルバーの幅を狭めないことには根本的な解決とはならない。
とはいえ、ハンドルバーの交換は難しい。 乗車姿勢に大きく影響するし、体格的にも好みの上でも個人差が大きいので、人が良いという製品が自分にも合うかどうかはわからない。 店頭では単体で展示されているので、現状に対してどう変化するかのイメージがつかみにくい。 試着する訳にもいかないし...
そこでカタログに載っている寸法表を見比べるのだが、そもそも純正のハンドルバーの寸法を把握していないから、比較のしようがない。
現在装着しているAFAMのTRH115を購入した時も、半分賭けのようなものだった。 それでもTRH115がAfricaTwin(650)向けに販売されていたので、それほど大きく外すことはないと思っていた。 実際に、高さも引きも市販のバーの中では純正に近く、ハンドルロックさせた状態でもナックルガードがスクリーンに接触したりはしない。
ハンドルバーの幅を狭くしたいと考えた理由はもう一つある。 FRホイールを19インチへ小径化したことで、前輪のジャイロ効果が減り、ハンドルの操作に必要な力も減った。 ならば800mmものハンドルバーの幅は必要ない。 空力的にも前面投影積は小さい方がいい。
ではどのメーカーのどのハンドルバーを選ぶのか?
今回はいわゆるファットバーの中から選んでみたいと思う。 クランプ部の直径が28.6mmあるバーで、ハンドルブレースがなくなるので、見た目にもスッキリする。 ただ、そうすると現在使用しているHARDYのスタビライザが使用できなくなる。
これについては、ZETAのUX1クランプキットを使用することで解決する。 かさ上げ効果も16mmあるので、TRH115より高さが足りなくても、ある程度補うことができる。
それでは各社のハンドルバーの寸法を、TRH115と比較しながらみていこう。
まずはZETAから。 ZETAは他のメーカーと寸法表示の基準が違っている。 グリップ部が水平になった状態で高さと引きを表しているのだ。 つまり、幅が変わっても高さは変化しないことになる。 高さ寸法の括弧内の数字は、ゲタの高さ(16mm)を加えた寸法を示す。
| メーカー |
AFAM |
ZETA |
| 型式 |
TRH115 |
MINI-Medium-Back |
MINI-High-Center |
| 全幅 |
800mm |
740mm |
740mm |
| 高さ |
71mm |
59(75)mm |
74(90)mm |
| 引き |
132mm |
100mm |
85mm |
一般的なハンドルバーの寸法表示で比較すると、以下のようになる。 この場合、幅が変われば高さや引きにも影響がある。
| メーカー |
AFAM |
PRO TAPER |
| 型式 |
TRH115 |
KX-High |
MINI-High |
| 全幅 |
800mm |
813mm |
787mm |
| 高さ |
107mm |
108mm |
95mm |
| 引き |
104mm |
78mm |
62mm |
| メーカー |
AFAM |
TAG |
Renthal |
| 型式 |
TRH115 |
MINI-High |
ファットバーMINI |
| 全幅 |
800mm |
732mm |
740mm |
| 高さ |
107mm |
115mm |
118mm |
| 引き |
104mm |
68mm |
42mm |
かなり迷ったのであるが、最終的にはZETAのMINI-Medium-Backを選択した。 高さではTAGやRenthalも良かったのだが、引きが少ないのでナックルガードがスクリーンと干渉しそうに思えたので。
ハンドルバーを交換するついでに、グリップやスロットル、ナックルガードなどの純正部品も交換する。
| 部品番号 |
部品名称 |
個数 |
| 35020-MAY-000 |
ウィンカースイッチセット |
1 |
| 35130-MM9-720 |
スタータキルスイッチASSY |
1 |
| 53140-MK5-010 |
スロットルグリップAssy. |
1 |
| 53166-MK5-010 |
L.ハンドルグリップ |
1 |
| 53177-MK5-000 |
ハンドルレバーカバーL |
1 |
| 53180-MN9-000ZB |
Rナックルガード |
1 |
| 53185-MN9-000ZB |
Lナックルガード |
1 |
ついでに、ステップのゴムも交換する。 前回交換したのが2002年だから、まだ3年経っていないのだが、距離的には3万キロ以上走っている。
既存のハンドルバーを撤去して、まずは仮付け。 問題なし。
ハンドルバーをセットして、クランプしてみる。 バーに描かれた目盛りと、クランパーの内側の突起で、バーの角度調整をする。
雨が降ってくるわ暗くなるわで大変だったので、作業中の写真はなし。 これが完成状態。
幅が狭くなって、レバーなどを取り付けるスペースもギリギリ。
ウインカースイッチは、時間がなくて新品は取り付けられず。 eTrexの取り付けアダプターも斜めになってしまった。
ハンドルロック状態では、ウインカースイッチとタンクのクリアランスは、僅かに1mm。
右側は、ナックルガードがスクリーンに軽く触れてしまっている。 キチンとハンドルロックできるから良しとしよう。
取り外したAFAMのバー。 ゴールドアルマイトが剥げてしまっている。
左側を揃えて、新旧のバーの長さを比較すると、これだけ違う。 実際には左右振り分けなので、片側3cmくらい狭くなった。 すり抜けのことを考えるともう少し狭くしたいが、これ以下だとロードバイク用になってしまい、タンクやカウルと干渉が心配になる。
交換して次の日は、「SGTyamaさん TBI壮行オフ会」だったので、100kmくらい走った。 ハンドルの高さが若干上がり、引きが強くなった感じで、ポジションとしては以前より自然な感じになった。 長距離での肩こり防止になるかもしれない。 操舵力の違いは、少なくとも舗装路では気にならなかった。
不必要に広いハンドルバーは、ハンドルをこじったりするクセがついたりして、あまり良いことはない。 舗装路主体の乗り方なら、ミニモト用の少し狭いバーに交換した方がいいような気がする。