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「行き止まり」と分かっただけでも収穫

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教え損サイクルからの脱却 - コデラノブログ 3

ネットは大量の情報と、大量のコミュニケーションを生み出したが、それがゆえに多くの人は、道なき道を自分で切り開いていくということに対しての解決策を失いつつあるようにも思う。つまり、自分でいろんな可能性の組み合わせを試してみて、どうなるかを調べていくという方法論である。
 
ネットのどこかに情報があるはず、誰か知っている人がいるはず、というのはそりゃそうなのだが、そこにリーチする前に、自分でやるだけやってみるということは、決して無駄にはならない。少なくともこの方法はダメだった、という知識が得られるし、なによりも問題点に対しての深い知見を得ることができる。
 
もし自力で問題が解決できた場合は、そのトライアルの課程も含めて、情報をネットに載せておくべきだ。それは自分のメモにもなるし、何より誰かの役に立つかもしれない。ネットの知見とは、元々そうやって成長してきたはずで、ひたすら情報をPullするための仕組みではなく、Pushするための仕組みであるべきだ。

今、小寺信良がいいこと言った!

実は「これで成功しました」という情報よりも、「これはダメでした」という情報の方が貴重なんだよね。
支那エンジン界隈は、皆で競って失敗情報を出してたりしたので、面白かったし活気がありました。

暫定エンジンの今後について

一度は二次側遠心化を諦めて、一次側クラッチで復活させた暫定エンジンですが、その後になって急に二次側化に必要な部品が集まり始めました。 成り行き任せなんですが、流れというのは面白いものです。

ほとんどの部品は揃ったのですが、まだ足りないピースがあります。 それはシリンダとピストンです。

意外な事実

支那エンジンの多くは、カムスプロケットが32Tになっていることが多いようです。
これは元になったWave110などがそうだからで、日本で売られていたスーパーカブはタイ生産のC100EXを含めても28Tでした。

どうしたものかと

Wave110クランクケースの入手には、まだ少なくとも3週間程度は掛かりそうです。
クランクシャフトの芯出しなどの準備もしておきますが、足がない状態が続くのはツライ。
そこで手持ちの部品を使って、エンジンをでっち上げられないか考えてみました。

ジョルカブは三度死ぬ

数日前からオイル漏れが酷くなっていました。 どうやらスターターモーター・ホールドケースとLクランクケースの間から漏れているもよう。
Oリング交換してなかったしなぁ。 ケース内圧の抜けが悪かったんだろうか? タペットカバーから抜くのを止めちゃったからか?

シリンダーヘッドを交換したかったし、まあいいかとエンジンを下ろしました。

器の大きさ

皿を9枚にしてみましたが、トルクもエンブレも吹け上がりも、すべてがほどほど。 中庸で扱いやすいです。 現在の排気量ならこの枚数がベストかな。