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SUBARU吉永社長が退任、会長に

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スバル吉永社長「問題から逃げず」 中村次期社長発表  :日本経済新聞

吉永氏は7年で売り上げを2倍に引き上げるなど、スバルの成長をけん引してきた。経営企画時代、いまのスバルの米国事業のベースとなるスバル・オブ・アメリカ(SOA)の完全子会社化を1990年に手掛けた。
 
2005年に業務提携したトヨタ自動車との交渉でトヨタ関係者と向き合ったのも吉永氏だった。

スポーツでよく「いまは向こうにモメンタムが行っている」とか云いますが、企業においても同じで頑張ってるのに結果が出なかったり、やることなすこと大当たりで怖いくらいということもあります。

北米に特化した車作りで空前の営業利益率を記録するなど「強運の持ち主」と呼ばれた吉永社長ですが、えてしてそういうトップが退任すると好循環が逆回転するものなんですよね。

日本の自動車メーカーの「不都合な真実」

スバル富士重 高橋専務「アメリカの雇用には少なからず貢献ができている」 - 【自動車業界ニュース】 - carview! - 自動車

一方、他社に比べて現地生産の比率が低いことに関しては「確かにスバルの場合は、アメリカでの販売台数に対してアメリカでの現地生産の比率は必ずしもものすごく高くはない」と認めつつも、「しかしながら1年前はもっと低かった。2016年度にアメリカのSIAでほぼ倍増とする能力増強を行った。これによって従来よりかはアメリカでの販売に占める現地生産比率は大きく高まったし、これからも2018年度に向けてアメリカでの工場の能力を上げることによって、アメリカの販売台数に占める現地生産比率を高めていく。これを我々としては着実に実行していくことになる」と強調した。

「必ずしもものすごく高くはない」という表現が笑えますよね。 「普通に高い」ということですから。
ではどの程度高いのでしょうか?

5月の新車総販売台数は1.2%減 軽販売落ち込む

5月の新車総販売台数は1.2%減と2か月ぶりマイナス | レスポンス(Response.jp)

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6月1日に発表した5月の新車販売統計(速報)によると、総販売台数は前年同月比1.2%減の33万1592台となった。
 
燃費不正の影響で軽自動車が大きく落ち込んで足を引っ張り、3月以来2か月ぶりのマイナスになった。このうち登録車は6.6%増の22万3758台と、2か月連続で増加した。
 
一方で軽自動車は、三菱自動車工業に続き、軽が主力のスズキも燃費データ測定の不正が明らかになった。このため、5月は14.3%減の10万7834台と大幅に減少した。軽のマイナスは2015年1月から17か月連続。

マスコミ的には三菱自・日産の落ち込みに光を当てるのは仕方ないですが、もっと注目すべきことがあると思うんですけどね。