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日野自の性能試験不正はディーゼルの環境対応の限界か

ディーゼル不正のリコール対応は「不正と同じことするしか…」日野自の性能試験不正に困惑の声 | 乗りものニュース

試験は実走と、走行をもとにした推定値から、出荷時0kmと45万km走行後の排ガスを比較し、規制値内に収まっているかどうかを調べます。そのため結果を得られるまでには数か月が必要です。不正は、この長い試験期間中に検査員が「規制値に適合しない可能性を認識」し、「排出ガス後処理装置の第2マフラーを途中で交換し試験を継続」したというもので、いわば途中退出の身代わり受験でした。

検査員あるいは検査部門の独断ということはないんじゃない?
開発プロジェクトのトップが知らなかったなら、それはそれで大問題だけど。

VWのようにディフィートデバイスを積んだ訳ではないけど、規制値に適合しない商品を市場に出したという点では同じことだよね。
2015年に「日本メーカーで不正あり得ない」と自工会の会長が言ってたけど、業界トップ企業の子会社が手を染めたというのは罪深いね。
ユーザーが集団訴訟で損害賠償請求したら負けちゃうね。

マツダ、新型ディーゼルエンジンを21年以降導入

マツダ、新型ディーゼルエンジンを21年以降導入 低燃費で販売増図る(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

新型のDEは、12年に市場投入した「スカイアクティブ―D」以来となる。内部のピストンが動く際の抵抗を少なくして、燃料を無駄なく動力に変えられるようにする。直列6気筒の大型DEも用意する計画があり、22年度から順次発売する車体の大きい「ラージ商品群」に搭載する。24年度に世界販売180万台を目指す中で、利益率の高い上級モデルなどを強化する。
(中略)
GEは25年ごろをめどに第3世代となる新型を投入する。エンジン内の断熱性を高め、新型DEを上回る燃費を狙う。動力を補う電力を家庭で充電できる技術と組み合わせていく。

つーか、いよいよディーゼルに後処理装置を付けないと法規をクリアできないからじゃない?

米国マツダ、「CX-5」にクリーンディーゼルを導入

【ニューヨークショー 2019】マツダ、「CX-5」で米国にクリーンディーゼル初導入

米国向けCX-5に搭載するSKYACTIV-D 2.2は、専用の燃焼制御や排出ガス浄化処理システムを採用して米国の排出ガス規制をクリア。マツダのクリーンディーゼルエンジンならではのレスポンスのよさと高回転まで軽快に伸びるエンジンフィールはそのままだという。

5年も遅れてようやくですか。
さすがに尿素による後処理なしでは規制をクリアできなかったようで。

マツダ、欧州でアクセラに1.5Lディーゼル仕様を設定

マツダ アクセラ、欧州で2016年型…新ディーゼルは26.3km/リットル | レスポンス(Response.jp)

2016年モデルでは、新ディーゼルエンジンを設定。5ドアハッチバックと4ドアセダンに、この新ディーゼルを積むグレードを用意し、ラインナップを拡大する。
 
新ディーゼルは、1.5リットル直列4気筒ターボディーゼルの「SKYACTIV-D」。14.8対1の低圧縮比や、可変ジオメトリーターボチャージャーなどの特徴を持つ。
 
最大出力は105ps。欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量99g/kmの優れた環境性能を備える。排ガス性能は、ユーロ6に適合。「ナチュラル・サウンド・スムーザー」により、静粛性や低振動も追求された。

日本でも出ると噂になってましたが、ひと足早く欧州で発表になりました。

でもデミオが出たときに「アクセラには2.2Lの余裕が必要」とか言ってなかったっけ? 105psは変わらずなので、ちょっとアンダーパワーかも。

デミオ販売低調はリコール対策のため?

スズキの軽乗用車、12月は対前年比48%と激減!(9日) | 自動車評論家 国沢光宏

昨年12月の販売台数を見たら、マツダが良くない。対前年比で69,2%という数字。なかでも落ち込んだのがデミオで、前年比30,1%の2230台。調べてみたら、11月27日に出したリコールの部品対策に時間掛かっているためらしい。二つ出たリコールのウチ、一つは燃料フィルターからの燃料漏れなのだけれど、対策部品がまだ出来ていないという。
 
普通、リコールは対策部品を作ってから発表されるけれど、今回タカタのエアバッグと同じく緊急対応のようだ。それだけ危険性あるということです。漏れている車両はすぐ解るので、リコール対象車に乗っている人はすぐディーラーに行って欲しい。点検して漏れが無ければ、対策部品出てから交換になるとのこと。ただ漏れていればニオイで解ると思います。

対策済み燃料フィルターの製造(あるいは選別された良品、修正追加工)が追いつかず、市場措置(交換)に優先して部品を回しているので、生産ラインに供給する分が少なくて生産台数が制約されているのかな?
これが事実なら、フィルターの供給不足が解消されれば、デミオ/CX-3の販売台数は以前の水準に戻るのでしょうね。

2015暦年登録台数、マツダが6年ぶりの20万台超え

新車登録台数、好調マツダが6年ぶりの20万台超え…2015年ブランド別 | レスポンス

日本自動車販売協会連合会が発表した2015年(1-12月)のブランド別新車登録台数(軽を除く)によると、トップのトヨタは142万2250台(前年比3.6%減)と、3年連続のマイナスとなった。
 
2位ホンダは38万1278台(14.6%減)、3位日産が37万8268台(11.8%減)と、トップ3はいずれもマイナス。4位マツダは20万0842台(20.0%増)で、6年ぶりの20万台超えを達成した。

ホンダは5車種も新型車を投入したのにこの有様です。 フィット(特にハイブリッド)の品質が悪いイメージ定着してしまったことで、落ち込みが激しいのが悩みのようです。 自業自得ですけどね。

トヨタ、ニューデリーのディーラー支援

トヨタがインド首都のディーラーを支援-販売禁止継続への対応で (Bloomberg) - Yahoo!ニュース

インドの首都で排気量2000CC超の新ディーゼル車などの販売を禁止する措置の継続を受け、トヨタ自動車はデリー首都圏でトヨタ車を取り扱うディーラーを支援している。大気汚染対策として導入された3カ月間の同措置についてはトヨタなどが解除を求めていたが、インドの最高裁は5日、この申し立てを退けた。
 
トヨタのディレクターで、営業・マーケティング担当のシニアバイスプレジデントであるNラジャ氏は6日のインタビューで、同社は売れ残った車を引き取っているほか、賃金や利払いでディーラーを支援すると述べた。同氏によると、トヨタはデリー首都圏でミニバン「イノーバ」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「フォーチュナー」を毎月1000-1500台販売している。

トヨタは1.6L級の小型ディーゼルは持ってないんだっけ? 欧州ではBMWからもらってたしね。
マツダの1.5Dを融通してもらえばいいのに。

マツダ、CX-3を改良 「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を全車標準装備

「マツダ CX-3」の操縦安定性と乗り心地が向上 (carview!) - Yahoo!ニュース

今回の商品改良では、エンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を全車に標準装備。フロントドアガラス板厚の変更とあわせ静粛性を向上した。
 
また、ダンパーやスタビライザーの構造、電動パワーステアリング特性を緻密にチューニング。操縦安定性を向上させながらも、より上質な乗り心地も追求した。加えて、新たに「DE精密過給制御」という、軽負荷領域でのアクセル操作に対してクルマがリニアに反応するよう緻密なエンジン制御も行った。

えっ!? CX-3って今年の2月に発売したばかりだよね? 10ヶ月でもう改良なの?
先月に続いて今月も月販計画には届きそうにないということで、早めのテコ入れなのでしょうか?

PSA、RDE試験のデータを公表へ

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PSAグループ、実走行試験の燃費・排ガスデータを公表へ - クルマ - 日経テクノロジーオンライン

第1段階として2016年春までに燃費データを公開する。第2段階では、RDE試験に対応した欧州排ガス規制「Euro 6 phase 2」に適応する乗用車について、排ガス中の有害物質量を2017年春までに公開する。
 
PSAグループ内の主要乗用車モデルをパリ近郊にある公道で実際に走行して燃費、排ガス値を測定する。走行コースには、NEDC(New European Driving Cycle:新欧州ドライビングサイクル)で定める「urban」「extra-urban」「highway」の走行が含まれる。試験プロセスの正しい手順や測定は、国際的に認められた第三者機関によって監査、検証される。

PSAは自社のディーゼル技術に自信があるんでしょうね。
風評被害を免れるには、規制を待ってるんじゃなくて自主的に取り組むということでしょう。 他メーカーにも見習ってもらいたいところです。

マツダ、英国で1.5Dを積んだアクセラを発売

マツダ アクセラ、英国で1.5 SKYACTIV-D…燃費は26.3km/リットル | レスポンス

この1.5 SKYACTIV-Dは、英国では『マツダ2』(日本名:『デミオ』)と『CX-3』に続いて、アクセラに設定。アクセラの場合、5ドアハッチバックと4ドアセダンで選択できる。
 
1.5リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力105ps、最大トルク27.5kgmを発生。1600-2500rpmの領域で最大トルクを発揮する効果で、0-100km/h加速は11秒の性能を持つ。

日本では2.2Dを積んだ高価格な5ドアXDだけですが、発売から時間が経ってだいぶ台数も落ちてますので、テコ入れで1.5Dを積んだ廉価版が出るかもしれないですね。
「デミオじゃ狭い」という人は多いと思いますし。

「踊り場」のマツダ、次に打つ手は?

小飼社長直撃! なぜマツダは順風満帆ではないのか? マツダ絶好調の秘密はここにある!:PRESIDENT Online - プレジデント

ところが、スカイアクティブ車の投入から3年たった今年になるとその論調が変わって、「今度は踊り場を迎えられましたネ」とメディアからは言われています。これは事実でしょう。業績の数字を見てもそうなっていますから、社内では全員が危機感を持っていますよ。
 
2012年以来3年間に新型車を6車種発売しました。たまたま、それらの好調な状態が続いるだけです。今は一段落しています。だから今は、全社を引き締めています。このままでは危ないんじゃないか。したがって、次期中期計画の3年間、あるいは今年を含めれば2019年までの4年間の生産販売戦略を策定している最中です。全員が危機感を持っています。

広報とぱっぽん堂が最高の仕事をして、企業の実力以上に注目されてしまいましたから、ハードルが上がっているのは事実でしょうね。

独当局、「VW以外からも多量の有害物質排出を確認」

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VW以外も「多量の有害物質」=独当局調査で判明 (時事通信) - Yahoo!ニュース

ドイツ連邦自動車局は11日、フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れを受けて実施している国内外メーカーのディーゼル車を対象とした調査で、有害物質である窒素酸化物(NOx)の「多量排出」を複数車種で確認したと発表した。
 
ドイツのメディアによると、調査対象はVWのほか、トヨタ自動車やマツダ、独BMW、メルセデス・ベンツ、米フォード・モーター、韓国・現代自動車などの乗用車や小型商用車を含む計50車種超。ただ同局は、高水準の排出があった車種を明らかにしていない。

「実際の排出量は他社だって大量に出ているのだし、VWだけが悪いのではない」と言いたいようです。

米EPA、2017年から「Tier3」規制を導入

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VWの“環境偽装”、米の規制強化で焦り… 動かぬ証拠に尽きた言い訳 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース BUSINESS

地球温暖化問題でクルマ社会の米国に国際社会から厳しい視線が注がれる中、オバマ政権は、さらに排ガス規制を厳格化した「Tier3」を17年から順次施行すると発表している。
 
EPAのクリス・グランドラー局長は9月25日、新たな排ガス検査方法の導入を発表する電話会見で、「試験の内容を自動車メーカーに伝えるつもりはないし、メーカー側が知る必要もない」と述べた。

Tier3WLTPとの整合はどうなっているんでしょうね?

マツダが「風評被害」を免れるには

マツダにVWの「風評被害」 チャンスに変えられるか :日本経済新聞

しかし、マツダにとっては風評被害と言える。実はマツダとVWのディーゼルエンジンは構造が大きく異なり、マツダには不正をする動機がほとんどない。少し技術的な話になるが、簡単に言うとマツダのエンジンは、排ガスの汚染物質そのものが少ない。

それはあまりにも簡単に言い過ぎだろう。 ディーゼルエンジンの「構造」は全く同じだよ。 圧縮比が低いのとNOx後処理装置がない(触媒自体はある)だけで。

欧州車メーカー、EURO6ステージ2を達成できないと泣きつく

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欧州の自動車メーカー、EURO6の目標基準値を達成できないと主張 - Autoblog 日本版

2017年からは、EURO6のステージ2と呼ばれるより厳しい排出基準が導入される予定である。この基準は2020年までにさらに強化され、欧州で販売される全ての新車は、窒素酸化物の排出量が0.080g/km以下であることが要求される(新型車は2015年発売のモデルより)。しかし、自動車メーカーにとってはこれは厳しすぎるというのだ。
 
英自動車情報メディア 『AutoExpress』が"EUの内部関係者"から聞いたところによれば、自動車メーカーは排出量を是正する係数の導入を求めているそうだ。つまりは基準の緩和を求めているということだ。自動車メーカーは、2017年から2020年の間は2.75、2020年からは1.7の係数を要求しており、これは要するに、2020年に発売される新しいディーゼル車は0.080g/kmという基準値の1.7倍にあたる0.136g/kmの排出量が許容されるということだ。これはそれほど悪い値ではないが、2.75の係数が導入されたら、2017年以降の新しいディーゼル車は、Euro5の基準さえも満たせないことになってしまう。

今ごろ?

VW、360万台はエンジン改修が必要

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VW、360万台はエンジンも改修 リコール計画提出  :日本経済新聞

VWの不正対象車はドイツで280万台で、欧州連合(EU)全体では800万台にのぼるとされる。排ガス試験の不正問題で、VWがリコール計画を提出したのは初めて。自動車局は計画の内容を精査し、数日内に承認するか決める。VWは10月中に不正対象車を販売した他国でも計画を提出する方針だ。

リコール対象は、欧州の1つ前の排ガス規制「ユーロ5」に対応した排気量1.2、1.6、2.0リットルのディーゼルエンジンを搭載した不正車。
 
2.0リットルの車種は年明けからソフトの書き換えを始め、1.6リットルはソフトに加えエンジンの改修も必要なためリコールは16年9月以降と大幅に遅れる見通しという。
 
欧州は半分近くがエンジンまで改修することになる。ソフト更新だけで浄化装置を正常に作動させると、燃費性能などが低下するためとみられる。

ECUのソフト変更でエンジン出力などが変わる場合、形式認定とか取り直す必要があるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね。
顕著に性能が劣化した場合に、ユーザーに対する補償はどうするのかしらん?

ルノー前CEO「ディーゼル車特有の優遇税制などは徐々になくなるだろう」

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ルノー前CEO「利益最優先の風潮に問題」 VW不正巡り  :日本経済新聞

――VWの問題から得られる教訓は何ですか。
 
「1つ目に企業内に規則を守るという職業倫理を確立することが不可欠だ。利益が最優先で、ルールや職業倫理を軽視する風潮は問題だ。2つ目は欧州特有の事情だが、当局は実際の走行条件に合った検査に改めねばならない。VWの不正を米当局に警告したのは非政府組織(NGO)だった。これができたのは米検査が実際の走行に近い内容だったからだ」
 
「3つ目は、これを機にディーゼル車を禁ずるべきでない。すべての大型車はディーゼル車だし、都市圏外での走行が多い欧州ではディーゼル車の利点がある。ただディーゼル車特有の優遇税制などは徐々になくなるだろう」

日本でも軽油とガソリンの税率格差は縮小するべきですね。

VW排ガス不正、EU域内が800万台 対象車の大半を占める

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VW排ガス不正、EU域内の対象は800万台 独紙報道  :日本経済新聞

独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題で、独紙ハンデルスブラット(電子版)は5日、違法ソフトウエアの搭載車が欧州連合(EU)の28カ国で800万台になると報じた。VWは対象が全世界で1100万台と発表していたが、大半がお膝元の欧州市場だったことになる。同社の世界販売の4割近くを占める欧州で企業イメージが悪化し、対策費用も膨らむのは必至だ。
 
VWの渉外担当者、トーマス・シュテーク氏らが2日付で国会議員に宛てた書簡の内容として伝えた。書簡では不正ソフトを搭載したディーゼル車がEUで800万台だと報告したうえで、それらが違法かどうかを調査し、リコール(無料の回収・修理)に乗り出すと表明しているという。

という訳で、「厳しい米国のTier2Bin5で、触媒の耐久性がー」とかいう理由ではなく、ラクに通るEuro5が主な対象の単なるコストカット目的の不正だったことがハッキリしてきましたね。
これがVWの「奥行き」か? あまりにチンケな理由でガッカリです。 そこまでして儲けたかったのかねぇ...

VW、4万円のAdBlue搭載をケチって排ガス不正

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フォルクスワーゲン、4万円のコスト増を嫌って排ガス不正に手を染めた疑い | Autoblog日本版

最初の警告は、VWが小排気量ディーゼル車の開発をスタートさせた2年後だった。開発は、当時のブランド責任者ウルフギャング・バーナード氏とエンジニアのルドルフ・クレブス氏により進められており、両氏はこのエンジンを米国排ガス規制に適合させるために、尿素水溶液"AdBlue(アドブルー)噴射"が必要だと上司に話していた。しかし、VWの原価管理部門は、追加コストが300ユーロ(335米ドル/約4万円)ほど掛かることを理由に、AdBlue搭載を承認しなかった。バーナード氏とクレブス氏は、ボッシュ社がソフトウェアについてVWに警告したその年に退職している。該当のエンジンが市販化される2年も前のことだ。
 
状況があやしくなり始めたのはこの頃からだ。『Automotive News』によれば、マーティン・ヴィンターコルン氏は2007年にフォルクスワーゲンのCEOに就任した際、ウルリッヒ・ハッケンベルク氏とウォルフガング・ハッツ氏にそのエンジン、つまり "VWグループを窮地に導くエンジン"の開発を、まだ露呈していないだけで問題となるであろうソフトウェアを搭載したまま、続けるよう指示したのだ。その当時、この指示に物申すものは誰もいなかった。

そんな理由?って気もしますが、意外とそんなもんかもしれませんね。

堀場製ポータブル排ガス測定器、世界を揺るがす

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世界揺るがしたVW排ガス不正、見抜いたのは堀場製作所の小型測定器 (Bloomberg) - Yahoo!ニュース BUSINESS

ウェストバージニア大の研究者は取材に対し、最初に異常な排出値が出た路上走行での測定で堀場製ポータブル測定器を使用していたと確認している。屋内設備で行われる新車の型式認証時の排出値とのかい離が大きかったことがきっかけで発覚につながったが、路上走行試験は車載可能な小型のポータブル測定器でないと実施できない。(中略)
 
自動車の排ガス測定では、伝統的に屋内で使用する据え置き型の計測器を使用してきたが、各国の環境規制強化の流れで、路上走行の排出値の測定を求めるようになっており、米欧はバスやトラックで既に義務化している。中村氏によると、欧州では2017年から乗用車での実施が予定されている。昨年投入し、正式な路上測定もできる新製品が自動車メーカーからの引き合いを受けているといい、路上測定の精度や効率を高めて顧客に貢献することが当面の最大の課題だと話した。

自動車メーカーにとってはハードルが上がりますが、それはとても「いいこと」ですね。