ハッシュタグ「#三菱自」が付けられているもの

日産と三菱自 軽事業での同床異夢

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「提携の成功例」だった軽で溝…日産と三菱自 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

このままでは自社工場の仕事が減ってしまう三菱自の田畑豊常務は、7月30日の記者会見で、「引き続き三菱自で生産する」と強調している。日産が自社生産に踏み切れば、1台数万円の特許料を三菱自は要求できるとされ、「赤字になるので日産は強行できない」(三菱自幹部)との判断が背景にある。
 
新型車の開発を巡っても、具体的な交渉は始まっておらず、15年の発売は厳しい状況だ。日産は女性向けの軽ワゴンを希望するが、三菱自は自社の人気車種と客層が重なるとして反対している模様だ。

三菱にそんな特許があったっけ? 特許というより技術料では?
NMKVは折半出資だけど、増資するタイミングでまたひと悶着ありそうな予感...

三菱自、「日産と併売する軽は水島で生産」

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三菱自動車、ゴーン発言受け「日産と併売する軽自動車の生産は継続」 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

田畑常務は「日産とはNMKVという(軽の)企画、開発を担当する会社を2011年に折半出資でつくっている。NMKVが企画、開発して三菱で生産している車が2車種あるが、三菱の基本的な見解としてはNMKVで企画、開発し、そして日産と三菱で販売している軽については(三菱の)水島工場で生産するという相互了解のもとでスタートしている」と説明。
 
その上で「そういうことが継続されていくと理解しているので、それに何らかの変更があって(収益に)インパクトを与えるということはないと考えている」と述べた。
 
田畑常務の今回の発言は、NMKVで企画、開発し両社で併売するモデルの生産は三菱が担当するというスキームは維持されるものの、日産が単独で販売する軽自動車であれば、日産が自社生産する可能性があることを示唆したものとみられる。

三菱自としてはそう言うしかないんですが、販売台数でいうと日産の方が2.5倍も多いです。

日産と三菱自、軽にNi水素電池を用いた回生システムを搭載

日産自動車の「デイズ ルークス」と三菱自動車の「eK スペース」、パナソニックのNi水素電池を用いた回生システムを搭載 - クルマ - Tech-On!

今後、トヨタがハイブリッド用の蓄電池をL-ionに転換していくと、Ni-MHの生産ラインが大幅に余ってしまいます。
こういう用途に使えていけばいいですね。

三菱自・益子社長、オランダ国王より叙勲を授与される

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三菱自動車の益子社長、オランダ国王より叙勲 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

三菱自動車は2月20日、同社の益子修社長が、オランダ国王より、オレンジ・ナッソー勲章コマンダー章を授与されたと発表した。
 
コマンダー章はオレンジ・ナッソー勲章の第3位、民間人に授与される勲章としては最高位のもので、オランダに多大な貢献をした人々にのみ、オランダ国王より授与される勲章。今回の叙勲は永年に亘り、オランダの経済・社会に貢献をしてきた功績が称えられたもの。

「ネッドカー」を1ユーロで売却した功績に対するものかな?

2013年米国EV販売 リーフ2万台、i-MiEVは1018台

2013年日本の EV 米国販売、日産 リーフ が首位…前年比2.4倍の2万台 | レスポンス

日産『リーフ』、三菱『i-MiEV』、ホンダ『フィットEV』、トヨタ『RAV4 EV』。この4台の日本のEVに関して、2013年の米国販売実績がまとまった。
 
これは、各社が公表した販売データから明らかになったもの。北米日産の発表によると、2013年のリーフの米国販売台数は2万0081台。前年実績の2.4倍と、大きく増えた。
 
リーフは2013年1月、デトロイトモーターショー13において、デビュー以来、初の大幅改良モデルを発表。日本製から米国現地生産に切り替え、価格を引き下げた。この効果が、販売面に現れた形。
 
リーフに続いたのは、トヨタのRAV4 EV。2013年は、1068台を販売した。同車は2012年9月、米国市場に投入された。
 
三菱i-MiEVの2013年米国実績は1018台と、RAV4 EVに抜かれた。i-MiEVは現地では、2011年12月にリリース。2013年は前年比で、ほぼ2倍に増えた。
 
ホンダのフィットEVは2013年、518台を販売。同車は販売エリアを順次拡大中。2012年7月発売だったこともあるが、フル1年での販売となった2013年は、前年実績に対して、7倍の伸びを達成している。

デトロイトモーターショーで北米向け新型JAZZが発表されましたが、EV仕様はどうなるんでしょうね?
国内でも一般向けリース販売すればいいのにね。

日産、早くもNMKV離れ? 九州工場で「軽」生産へ

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日産が「軽」生産へ 福岡で来年度にも 雇用維持図る (産経新聞) - Yahoo!ニュース

日産は平成14年に軽の販売を開始。スズキからOEM(相手先ブランドによる生産)調達する形を取り、自社生産は手がけてこなかった。今年6月には三菱自動車と共同開発した軽「DAYZ(デイズ)」を発売し、来年にも第2弾の販売を開始する予定だが、いずれも生産は三菱自が手がけている。
 
日産はこの方針を転換し、初めて自社で生産する体制に切り替える。
 
新たに生産する軽は、三菱自と共同開発する第3弾の軽で、福岡県苅田町にある「日産自動車九州」で生産を開始する。年10万台の生産規模となる見通しだ。

販売は日産の方が断然多いのに、なんで三菱自に儲けさせなければならないのかと思ったんでしょう。

三菱自との提携拡大はルノー救済が目的!?

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日産・三菱自の提携拡大 ルノー不振が背景に  :日本経済新聞

ルノーの2013年1~6月期の純利益は9700万ユーロ(約130億円)と前年同期の7億7400万ユーロから大幅に減少した。同社が強みとする南欧を中心に欧州新車販売の不振が響いた。ルノーが8割を出資する子会社、韓国ルノーサムスン自動車の苦戦も要因とされる。
 
ルノー最高経営責任者(CEO)を兼務する日産のカルロス・ゴーン社長は先週末、志賀俊之・前最高執行責任者(COO)を副会長に就任させるなどの人事・組織改革を実施した。生産や販売を担当する副社長をゴーン氏が直接指揮する。日産の業績が悪化すれば、日産からの収入でなんとか黒字を確保しているルノーの経営が傾きかねないからだ。
 
さらにゴーン社長は三菱自との提携でルノー本体の再建を加速させたい考え。
 
ルノーサムスンは新型車不足などにより韓国内で深刻な販売不振に陥っている。韓国自動車産業協会によると12年の営業損益は1720億ウォン(約160億円)の赤字だった。1~6月期の世界販売台数は前年同期比29%減と苦戦が続く。
 
日産・ルノー連合は三菱自の北米用セダンを、ルノーサムスンに生産させることで同社の工場の稼働率を高める狙い。

いくら三菱自がC/Dセグメントのプラットホームを開発する余力がないからといって、日産ですら使わないルノーの車台を使わせて、韓国サムスンの工場で作らせるなんて、ちょっと都合が良すぎるんじゃないですかね?
三菱自もよくよく考えた方がいいと思うよ。

三菱自の優先株 簿価の3割引きで買い取り

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三菱自の優先株 全額処理で合意 来年にも2千億円増資 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

三菱自動車が、経営再建のために発行した優先株を全額処理することで、保有先の三菱グループ4社と、最終合意したことが26日、わかった。来年1月にも2千億円規模の公募増資を実施。集めた2千億円で、約3800億円の優先株の大半を買い入れて消却し、残りは普通株に転換する。中期経営計画と合わせて11月5日に発表する。
 
三菱重工業、三菱商事、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行の4社は、保有する優先株を簿価より約3割安い価格で三菱自に売却する。三菱自は、配当負担の重い優先株がなくなることで財務体質を改善させ、平成9年の中間配当以来、無配となっていた普通株の配当を復活させる。

結局は優先株を購入した三菱グループ各社にとって、損失以外の何物でもなかった訳ですね。
よく株主が黙っているものだと思いますよ。

タイで自動車販売激化 値引き競争も

タイは政府インセンティブなくなり受注キャンセル出ている=三菱自幹部 | ビジネスニュース | Reuters

三菱自動車工業(7211.T: 株価, ニュース, レポート)の黒井義博常務執行役員は30日、決算会見で、タイ市場は政府のインセンティブがなくなり、受注のキャンセルが出ていると述べた。
 
また、タイ市場は各社の生産能力増強で値引き競争が起きているとの見解を示した。

インセンティブってマイカー減税のこと?

比の新車販売数、今年上期は20%増

比の新車販売数、8万7266台で最高 今年上期は20%増 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース

上期の国内新車販売市場は、トヨタ・モーター・フィリピンがシェア約40%でトップを占め、販売台数は3万4713台。
 
次いで三菱モーターズ・フィリピンが24%で2万1282台、ホンダカーズ・フィリピンが8.4%で7337台の順となっている。
 
シェアトップのトヨタは、新興国向けの4ドアセダン「ヴィオス」の新型を、タイに続きフィリピン市場に投入。約20億ペソ(約45億2000万円)をラグナ州サンタロサ工場の設備拡張に充て、年間生産能力を3万3300台に引き上げてさらなる販売拡大を目指す方針を示している。

ASEAN諸国の発展から少し取り残されているフィリピンですが、自動車販売は好調のようですね。

自動車業界をあげて、EV急速充電インフラ整備へ

日産川口常務「次世代車両のためのインフラ整備は力を合わせる」 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

日産の川口均常務執行役員は同日、都内で会見し「自動車会社は競争が激しい業界とよくいわれるが、新時代、次世代車両のためのインフラの策定にあたっては力を合わせていく。そうした協力関係の中で充電インフラの設置の加速化、ならびに各社ばらばらではなくユーザーの利便性を向上させることを促進していきたい」と合意に至った背景を語った。
 
今回の合意に基づき4社は普通充電器を商業施設や高速道路のサービスエリアなどに8000基、急速充電器はコンビニエンスストアやガソリンスタンドなど4000基をそれぞれ設置する目標を掲げた。

「買い物中の30分間で終わる」とか言われても、まだ買い物が終わらなければクルマのところに戻って移動させなきゃいけないんでしょう? だったら充電終わるまで待ってる方がいいよ。
そうなると10分どころか5分くらいでないと、急速充電とか使いたくないですね。

プリウスPHVが売れない理由

ユーザー心理を見誤った「プリウスPHV」 - クルマ - Tech-On!

プリウスPHVのEV走行距離は短い。JC08モードで26.4kmにとどまる。これでは一般の人が1日に走る平均距離である20kmをEVモードで走れない。EVを使いたい層、つまりPHEVを購入したいと考える層にはもの足りなく映るだろう。
 
JC08モードは、街乗りとも異なる上にエアコンとヒータを使わない状態で測る。状況によるが、エアコンを使いながら走るとモード値から2割は減る。ヒータを使うとさらに減る。またPHEVやEVでは車内のモニターに走行可能距離を示すが、その値は余裕分を考慮して少なめに表示する。十数km走れる場合でも、実際には10kmと表示することが多い。ユーザーはモニターの走行可能距離で航続距離を判断する。これらを考慮すると、実際に使う場合で20kmの航続距離を必ず実現するにはモード値で少なくとも35km以上にしなければならない。
 
最近発売された他社のPHEVを見ると、三菱自動車の「アウトランダーPHEV」が60.2km(JC08モード)、ホンダの「アコードプラグインハイブリッド」は37.6km(JC08モード)と、ともに35km超に設定している。

「ユーザー心理を見誤った」なんて、プリウスPHVよりはるかに販売台数が少ないi-MiEVのプロジェクト マネージャーに言われたくないと、トヨタは思っているでしょうね。

日本には「心配症の老婆」が多すぎる

一息ついて手を緩めたら後でしっぺ返しを食らいますよ:日経ビジネスオンライン

これまで日本の製造業の多くは、生産拠点の海外シフトを進めてきました。マザー工場やモノ作りにおいてブラックボックスにすべきもの以外は、どんどん外に出してきたのです。それが円安で一息ついたことで安心して手を緩め、海外シフトのスピードを鈍化させてしまうと、後でしっぺ返しを食らいます。
 
例えば、あるOA機器メーカーは、円高の時期にコア部品の製造を海外にシフトしようと動いていました。しかし円安になったことでその動きを止めています。しかし、円安が続くか否かは分かりません。いつか再び円高になった時、ここで動きを止めたことが大きな出遅れとして跳ね返ってくる可能性もあります。
 
トヨタ自動車はこれまで基本的に国内で生産してきた「レクサス」を米国や中国でも生産しようとしています。円安に振れると、「海外で生産する必要はないじゃないか」という見方が出てくるかもしれません。けれど、長い目で見れば、やはり「地産地消」にしていくのは自然の流れ。日本でしか生産できない体制のままにしておく方が不自然です。為替の変動に左右されず、今まで通り、海外シフトを積極的に進めるべきです。

「可能性があります」と「かもしれません」のオンパレードですね。 こんな記事を読むと、日本の学者先生で現実のビジネスに対して有効な考えを持ってる人はいないんじゃないかと思ってしまいます。

「eKワゴン」と「DAYZ」、発売前から異例のリコール

発売直前、異例のリコール=共同開発の軽―三菱自・日産 (時事通信) - Yahoo!ニュース BUSINESS

リコールは三菱自の「eKワゴン」と日産の「DAYZ(デイズ)」で、販売店の試乗車や納車前の在庫車などが対象。三菱自の水島製作所(岡山県倉敷市)で生産しているが、5月25日以降の生産分には既に対策を講じ、問題はないという。
 
ただ、国内販売の4割を占める軽市場で、日産と三菱自はダイハツ工業、スズキ、ホンダの3強に反転攻勢を掛ける矢先だっただけに「普通ではない恥ずかしい事態」(日産関係者)との声が漏れる。

初手から飛ばすなぁ。 本気出してるぜ、三菱自。

リコールはどの会社も出すことなので、このblogでもあまり取り上げませんが、ちょっとお粗末なのは確かですね。

「アウトランダーPHEV」電池溶損 悪いのは検査工程者?

電気自動車:“過度な衝撃”が主因か、「アウトランダーPHEV」の電池セル不具合 - MONOist(モノイスト)

今回の中間報告で挙げられたスクリーニング工程は、製造したリチウムイオン電池セルへの金属片や微粒子の混入を確認する検査工程である。専用の検査装置に電池セルを設置して振動を加えると、混入した金属片や微粒子が正極側に移動する。この後で電池セルの電圧を計測すると、良品と比べて電圧が低下するので、問題のある電池セルを選別できる。
 
不具合の主な要因とされる“過度な衝撃”は、この検査装置に手動で電池セルを設置する際に加わったとみられている。落下させるように設置すると、その衝撃によって電池セルの正極が変形することが分かった。EVシステム異常と表示された2件で、内部に短絡した痕跡が見つかった電池セルでも、同様の変形が確認されている。ただし、電池セルが溶損するという不具合については、スクリーニング工程での過度な衝撃に加えて、さらに他の要因が組み合わさって発生したと想定している。

なんかさぁ、このスクリーニング検査の工程者が気の毒だよね。 「製品(設計)は悪くありません。工程者の不適切な作業が原因です」って言ってるようなもんだもんね。

アウトランダーPHEVで電池発熱事故 アイミーブでも

三菱自、アウトランダーPHEVで電池発熱事故 (ロイター) - Yahoo!ニュース BUSINESS

三菱自動車工業<7211.T>は27日、プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」に搭載しているリチウムイオン電池が発熱し、バッテリーパックの一部が溶ける事故が起きたと発表した。原因究明まで同車の生産・販売を停止する。
 
また、同社の水島製作所(岡山県倉敷市)では、電気自動車(EV)「アイミーブ」用のバッテリーパック(リチウムイオン電池)1個の火災が発生。原因究明までアイミーブと商用車タイプEVの「ミニキャブ・ミーブ」の一部生産・販売を停止する。
 
これらの電池は、いずれもジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、三菱商事<8058.T>、三菱自の共同出資会社リチウムエナジージャパン(滋賀県栗東市)が製造したもの。

人柱になって火柱が上がったらシャレになれないですね。

ミラージュの「誤算」は「想定内」?

三菱自動車「ミラージュ」の誤算 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース BUSINESS

ミラージュが発売されるまで、三菱自の国内販売網には「アイミーブ」や商用の「ミニキャブ・ミーブ」といった電気自動車(EV)を除き、独自開発の新型車が長らく投入されていなかった。その期間は2年半にも及んでいた。(中略)
 
自動車会社にとって、新型車の存在はそのモデルそのものを販売するということだけでなく、販売店に客を呼び込むカンフル剤にもなる。それだけにミラージュには、三菱自の国内販売網に大きな期待があった。三菱自は12年10月時点で、12年度の国内登録車(軽自動車を除く)販売を7.7万台と計画。ミラージュは発売時点で12年度目標を3万台に定めていたことから、国内登録車販売の約4割を占める算段だったはずである。(中略)
 
発売開始から12年12月までの約4カ月間の累計登録台数は1.3万台程度。単純に平均すると月販3300台ぐらいだ。発売時点における13年3月末までの販売目標3万台を達成するには、残る3カ月を月販5600台以上のペースで推移しなければならない。

三菱自としては珍しくCMにお金を掛けましたが、ミラージュが売れないのは決して唐沢店長と本仮屋君が悪いわけではありません。 彼らは精いっぱい頑張ってくれています。

EV低迷で投資が重荷となった電池産業

EV低迷が揺るがす電池産業:日経ビジネスオンライン

NECと日産が出資し、リーフ向けに電池を供給するオートモーティブエナジーサプライ(AESC)は、約1000億円を投じ年産でEV約9万台分の生産体制を整えた。ところが、2012年のリーフの販売は世界で約2万7000台と、計画の3分の1足らず。先月には、AESCがソニーの電池部門の株式を取得したうえで、政府系ファンドの産業革新機構から出資を受けるという報道もあった。ソニーの経営不振という側面が大きそうだが、AESCに余裕がないのも確かだろう。
 
GSユアサと三菱商事、三菱自動車が出資するリチウムエナジージャパンも同様だ。アイ・ミーブ向けを中心に2012年、約6万8000台分の年産体制を整えたが、稼働率は低迷している。(中略)
 
リチウムイオン電池は、日本の将来を背負う主力産業の1つと期待されている。小型でのシェア低下は避けられないが、EV向けはリードを保っていけそうな分野だ。だが、EV市場の勃興までに、電池メーカーが持ちこたえられなくなる恐れもある。
 
経済産業省はEVなどの価格低下を自動車メーカーに促す新しい購入補助の仕組みを検討している。EV向け電池の開発、生産基盤を弱体化させないためにも、さらなる需要喚起策や充電スタンドの整備などを国を挙げて進めることが急務だ。

それぞれの企業が自社の発展のために投資判断したものに対して、いつから国が救済しなければならなくなったのかな? モラルハザードも甚だしいね。

もし日産や三菱自など自動車メーカーがそのキャパシティを要求したのだとしたら、最低数量の引き受けを契約に盛り込むべきだったんでしょうね。

日産5位転落…軽で出遅れ、稼ぎ頭のマーチ失速

日産5位転落…復活の鍵はHV 軽で出遅れ、稼ぎ頭のマーチ失速 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース BUSINESS

「昨年は国内市場全体が軽にシフトしていったが、当社はついていけなかった」。日産の片桐隆夫副社長は、シェア低下の理由をこう釈明する。同社の昨年の国内新車販売台数は前年比11.6%増の65万9756台と、2桁の伸びだ。エコカー補助金の効果が大きかったが、それ以上にトヨタ自動車やホンダはHVや軽自動車のヒット車種で、いずれも4割以上の伸びを示した。トヨタはシェアを31.5%に伸ばし、ホンダも11年の5位から2位に躍進した。日産は、軽を得意とするダイハツ工業、スズキの後塵(こうじん)も拝した。
 
軽の販売では「OEM(相手先ブランドによる生産)調達先のスズキが思うように供給してくれなかった」との恨み節も漏れるが、日産が頭を悩ませるのは、既存の登録車も低迷していることだ。その例は販売第一線にも表れている。都内のある販売店には稼ぎ頭だった小型車「マーチ」の試乗車はおろか、展示車すらない状況。女性販売員は「前のモデルは女性寄りのデザインで男性の受けが悪く、2年前の全面改良でデザインを大幅に変更した。それでも前モデルの方が売れた」とため息をつく。

OEMなんて、人の褌で相撲を取るようなことしてるからそうなるんでしょ?

国土交通省、三菱自に厳重注意 同じ部分を4回リコール

朝日新聞デジタル:三菱自が176万台リコール 国内最多、同じ部分計4回

三菱自動車は19日、過去に届け出たリコール(回収・無償修理)が不十分だったとして軽自動車8車種、計121万台のリコールを届け出た。同じエンジンの同じ部分へのリコールは4回目で、一連の対象は10車種計176万台と国内で過去最多になった。
 
国土交通省は、リコールに消極的で、同省への報告もずさんだったとして三菱自を厳重注意。近く道路運送車両法に基づき立ち入り検査するとともに、一連の問題に対する改善策を来年3月末までに報告するよう求めた。同省のこうした対応は異例。(中略)
 
三菱自は、同様の不具合情報を05年に入手。08年に社内の「市場措置検討会」で、事故や火災がないことを理由にいったん「リコールは不要」と結論付けた。不具合を知ってリコールを求める国交省の指導にすぐには従わず、10年になって約25万台分だけリコールした。国交省は、リコールの理由が不明確で範囲も不十分だとして追加調査を指示。三菱自は今年1、3月、対象の製造時期を広げて追加リコールした。

事故で死傷者を出し、社長経験者の逮捕にまで至ったにも関わらず、まだこういうことをやっているなんて、骨の髄まで染み込んだ会社の体質というのは変えられないものなんでしょうね。