「ツーリング中に、いつのまにか予定のルートから外れてしまい、適当に走ってたらなんとかルートに復帰できた。 でも、どこで間違えたのか、どこをどう走ったのか分からない...」
自分はよくある。 (^^;
「”おかしいな”と感じたら、停車して地図を確認する」、「ミスコースした所まで戻る」のが一番いいのは分かっているのだが、つい面倒でそのまま走ってしまう。 登山で遭難する、典型的なパターンですな。
毎回ツーリングから帰ると、記憶と地図を対比させながらルートの確認を行うのだが、どう走ったのか確信が持てなくて...
ハンディGPSに興味を持ったのは、 「PDAと組合せれば、自分の位置をリアルタイムに地図に表示して、確認できるかも!?」と思ったからだった。 地図があっても、自分の現在位置が分からなければ、ミスコースの不安は拭えない。 市販のカーナビのような、ナビゲーション機能までは望まないが、ミスコースの可能性を減らせるならそれで十分だ。
その後、ハンディGPSとPDAを入手して実践してみたのだが、乗車中の視認性、システムの信頼性、複雑さなど問題も多く、結局運用を断念することに。 こういう使い方には、市販のポータブル・カーナビを搭載するのがベストだというのが結論だった。 そんなお金があればの話だが。
結局ミスコースの防止策としては、「いつでも地図を参照できるようにする」という、極めて原始的な手法に落ち着いた。 具体的には、マップケース付きのウエストバッグに、ツーリングマップルを入れるというもの。 そのウエストバッグは、元々GPSと接続したPDAを入れるつもりで買った物だった。
その結果、ちょっとした信号待ちでもすぐに地図を確認できて、ミスコースは減ったように思う。
じゃあ、ハンディGPSは無駄だったのかというと、そうではない。 市販のカーナビには出来ない、ハンディGPSならではの使い方があるのだ。 それは「ツーリングの記録をとる」こと。
ハンディGPSからPCにトラックログ(軌跡)を吸い上げて、カシミール3Dに読み込ませれば、「何時何分に、どこを、どの位の速度で走っていたか」が、たちどころに分かる。 航空機に”フライト・レコーダー”という装置が搭載されているが、ハンディGPSは正に”ツーリング・レコーダー”だ。
後になってトラックログの軌跡やグラフを見ていると、「そういやここで渋滞したんだよな」「あんときはここでミスコースしたっけ?」など、忘れかけていたツーリングの記憶を呼び覚ますことが出来る。
上記の文章を書いたのは、2001年頃のことだ。 あれから、Legend英語版に買い換えて、トラックログの容量が増えて、3泊4日くらいのツーリングなら、PDAを携行する必要がなくなった。
さらにMapView25000の登場で、Legendの液晶画面に地図を表示できるようになった。 おかげでツーリングマップルを見るのは、休憩時にルート検討をするときだけ。
今は、カラー液晶のVista C英語版を使用している。 個人的にはツーリング用にはもう十分だと感じている。